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カテゴリ:放射線を考える
武田教授は以前内部被ばくを外部被ばくと同量で計算していましたが、 ところで、
今まで計算式を見てもなにがなんだかちんぷんかんぷんだったのが、
ともあれ息は吸ったら吐くわけですから、全部吸いこむわけではないのですよね。 それに個人差もありますよね? やはり皮膚に傷がある方のダメージが無いよりも大きそうだし、 本題に戻ります。
実効線量係数※(マイクロシーベルト/ベクレル)
放射能濃度は東京都産業労働局の説明によると、 『大気浮遊塵の放射能は大気1m3中の放射能量で評価されます。大気浮遊塵の放射性物質濃度を把握することにより人が呼吸により受ける放射線量を算出することが可能です。 一方、定時降下物は単位面積当たりの放射性物質濃度であり、1m2あたりの放射能量で評価されます。定時降下物は、土壌に入った放射性物質によりその場所でどれくらいの放射線があるのかを算出するのに便利です。』 とのことなので、降下物ではなく大気浮遊じんで計算します。 呼吸率は武田先生の計算では17でしたが、放射線医学総合研究所の22.2を使います。 子どもの呼吸率としては、1日当り、乳児(3ヶ月)で2.86m3、幼児(1歳)で5.16m3、子ども(5歳)で8.72m3、子ども(10歳)で15.3m3、子ども(15歳)で20.1m3という数値が、国際放射線防護委員会(Publication71)から示されているそうです。
では計算! ・・・と思ったら、最近はごく微量か、不検出なんですよねー。 大気浮遊じんで計算するなら内部被ばくがゼロに近いわけです(怒) 騙されていたかも(--〆)
成人: セシウム134:0.02×9.6×22.2=4.2624μSv ヨウ素131:0.02×33×22.2=14.652μSv 29.304μSv/1日の内部被ばく
乳児3カ月: セシウム134:0.07×9.6×2.86=1.92192μSv ヨウ素131:0.17×33×2.86=16.0446μSv 21.74172μSv/1日の内部被ばく
幼児1歳: セシウム134:0.063×9.6×5.16=3.120768μSv ヨウ素131:0.16×33×5.16=27.2448μSv 36.557568μSv/1日の内部被ばく
子供5歳: セシウム134:0.041×9.6×8.72=3.432192 37.7174592μSv/1日の内部被ばく
さて、ここから素人ならではの強引な計算をしてみたいと思います!
現在ヨウ素は微量として、この3月20日に大量に降ったセシウム137と134が毎日毎日風に舞って校庭や公園でふわふわ浮いていると仮定します。 (計算が面倒なだけです、スミマセン) 尚、この放射性物質大量放出の日、春休み恒例の里帰りにより、私と子供たちは福島県上空を千歳に向かう飛行機で横切りました(-_-)
本題に戻ります。 成人と乳児は校庭で砂まみれにはならない・・・と信じて、子供だけ計算します。
幼児1歳:約3399μSv/1年=3.399mSv/1年 子供5歳:約3926μSv/1年=3.926mSv/1年 外部被ばくと内部被ばくの合計(船橋市の0.2mSv/年で計算) 幼児1歳:1.752+3.399=5.151mSv/1年 子供5歳:1.752+3.926=5.678mSv/1年
では運動部の小学生が朝練1時間、午後3時間の計4時間グランドで砂まみれになって部活を行ったとします。 数字は5歳児で考え、365日休まず毎日4時間練習します。
グランドでの4時間の被ばくが1年間=654.3μSv
0.3μSv/時の船橋北部に住んでいる子の年間被ばく量=3.282mSv/年 0.4μSv/時の東松戸に住んでいる子の年間被ばく量=4.158mSv/年
私の無理やりな計算が的外れでなければ、食材に注意すれば 私が5.2mSvでヨシとしているのは、2年目以降を1mSvで過ごしてデトックスできるというのが前提です。
本日は私の勝手な推測に長々とお付き合いいただきましてありがとうございました(*^_^*) 最後になりましたが、今日亡くなった福島原発の作業員の方のご冥福を祈ります。
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Last updated
2011年05月14日 17時39分51秒
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