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こちら千葉県船橋市、放射線を測定しました

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2011年05月14日
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カテゴリ:放射線を考える

武田教授は以前内部被ばくを外部被ばくと同量で計算していましたが、
最近のブログの計算式ではほぼゼロでした。
ゆうさんに教えて頂いたリンクの方は同量で計算していましたが、
参考にされたのは武田先生のようで、同量の理由は書かれていませんでした。

ところで、
以前被ばく量を自動計算する被ばくシュミレーションシートを見つけたと書きましたが、
結局操作方法がよく分からず断念したことをお知らせします(汗)
お役に立てずスミマセン(>_<)

そんなこんなで内部被ばくは1なのかゼロなのか探していたところ、
少なくとも福島原発で働く方々は呼吸によってかなり内部被ばくを受けているようでした。


わずか数時間で「通報基準」の7倍!100倍を超えた作業員も!
「封印された内部被曝」福島第一原発衝撃の実態
現代ビジネスより
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496


グランドの砂埃を吸ってゼロに近いはずはないけど、ゼロと信じたい(>_<)
と願いつつ答えを探し求めるうちに・・・

今まで計算式を見てもなにがなんだかちんぷんかんぷんだったのが、
何度も見ているうちに計算できる気になってきました(*^^)v


その前に、分かったことをもう一つ。
みなさますでにご存知かもしれませんが、
成人の経口摂取係数0.013に対して吸入係数が0.039、
呼吸の方が食べるより被ばく量が多いのですね~
だいたいこの係数はどうやって決めたのだろう?
と疑問に感じて調べたけれど、なんか適当な感じがしました(^_^;)

 

ともあれ息は吸ったら吐くわけですから、全部吸いこむわけではないのですよね。
出ていく分もたくさんあるはず。

それに個人差もありますよね?
体格のいい人と小柄な人とか肺活量の多い人、少ない人で違うような気がします。

皮膚からの吸収も個人差が大きそうです。

やはり皮膚に傷がある方のダメージが無いよりも大きそうだし、
うちのちびは耳の中が乾燥しているけれど
上の子はぺたぺただからセシウムがくっつきやすそう(^_^;)
汗かきの人と汗をかかない人、鼻毛がない人とふさふさの人、それも違いがありそうです。
ひらめいた!放射能防護鼻栓を作ったらどうかしら(^o^)丿
放射性物質を吸着する素材で作って、鼻に詰める♪
・・・でもくしゃみ一つで抜けちゃうからダメか((+_+))

本題に戻ります。


受ける放射線量(マイクロシーベルト)=
実効線量係数(下の表の値)×放射能濃度(ベクレル/m3)×呼吸率(ここでは1日当り22.2m3)×日数
の計算式に数字をあてはめます。

 

実効線量係数※(マイクロシーベルト/ベクレル)

ヨウ素-131

ヨウ素-132

セシウム-137

セシウム-134

乳児(3ヶ月)

0.17

0.0028

0.11

0.070

幼児(1歳)

0.16

0.0023

0.10

0.063

子ども(2-7歳)

0.094

0.0013

0.070

0.041

成人

0.020

0.00031

0.039

0.020

 

放射能濃度は東京都産業労働局の説明によると、

『大気浮遊塵の放射能は大気1m3中の放射能量で評価されます。大気浮遊塵の放射性物質濃度を把握することにより人が呼吸により受ける放射線量を算出することが可能です。

一方、定時降下物は単位面積当たりの放射性物質濃度であり、1m2あたりの放射能量で評価されます。定時降下物は、土壌に入った放射性物質によりその場所でどれくらいの放射線があるのかを算出するのに便利です。』

とのことなので、降下物ではなく大気浮遊じんで計算します。

呼吸率は武田先生の計算では17でしたが、放射線医学総合研究所の22.2を使います。

子どもの呼吸率としては、1日当り、乳児(3ヶ月)で2.86m3、幼児(1歳)で5.16m3、子ども(5歳)で8.72m3、子ども(10歳)で15.3m3、子ども(15歳)で20.1m3という数値が、国際放射線防護委員会(Publication71)から示されているそうです。

 

では計算!

・・・と思ったら、最近はごく微量か、不検出なんですよねー。

大気浮遊じんで計算するなら内部被ばくがゼロに近いわけです(怒)

騙されていたかも(--〆)

校庭や公園の土埃には降下物が積もっています。
私の知りたいのは土埃の中にどれだけセシウムが潜んでいるかなんだけど、
データが無い・・・。


とりあえず3月20日の一番数値の多かった1日を計算してみます。

成人:
セシウム137:0.039×12×22.2=10.3896μSv

セシウム134:0.02×9.6×22.2=4.2624μSv

ヨウ素131:0.02×33×22.2=14.652μSv

29.304μSv/1日の内部被ばく

 

乳児3カ月:
セシウム137:0.11×12×2.86=3.7752μSv

セシウム134:0.07×9.6×2.86=1.92192μSv

ヨウ素131:0.17×33×2.86=16.0446μSv

21.74172μSv/1日の内部被ばく

 

幼児1歳:
セシウム137:0.1×12×5.16=6.192μSv

セシウム134:0.063×9.6×5.16=3.120768μSv

ヨウ素131:0.16×33×5.16=27.2448μSv

36.557568μSv/1日の内部被ばく

 

子供5歳:
セシウム137:0.070×12×8.72=7.3248

セシウム134:0.041×9.6×8.72=3.432192

ヨウ素131:0.094×33×8.72=27.04944

37.7174592μSv/1日の内部被ばく

 

さて、ここから素人ならではの強引な計算をしてみたいと思います!
じゃじゃ~~~ん!

 

現在ヨウ素は微量として、この3月20日に大量に降ったセシウム137と134が毎日毎日風に舞って校庭や公園でふわふわ浮いていると仮定します。

尚、他の日にも水素爆発はありますが、この日の12に比べると1.4とか1.1等の少ない量なので、それらは風で運ばれていったと考えます。

(計算が面倒なだけです、スミマセン)

尚、この放射性物質大量放出の日、春休み恒例の里帰りにより、私と子供たちは福島県上空を千歳に向かう飛行機で横切りました(-_-)
このときの被ばく量は考えたくありませんっっ(T_T)

 

本題に戻ります。

成人と乳児は校庭で砂まみれにはならない・・・と信じて、子供だけ計算します。
尚、6歳以上の計算はベースになる数字を探せませんでした。


1年間校庭や公園で過ごした内部被ばく量(セシウム137+セシウム134×365日)

幼児1歳:約3399μSv/1年=3.399mSv/1年

子供5歳:約3926μSv/1年=3.926mSv/1年

外部被ばくと内部被ばくの合計(船橋市の0.2mSv/年で計算)

幼児1歳:1.752+3.399=5.151mSv/1年

子供5歳:1.752+3.926=5.678mSv/1年

 

では運動部の小学生が朝練1時間、午後3時間の計4時間グランドで砂まみれになって部活を行ったとします。

数字は5歳児で考え、365日休まず毎日4時間練習します。

 

グランドでの4時間の被ばくが1年間=654.3μSv


0.2μSv/時の船橋南部に住んでいる子の年間被ばく量=2.406mSv/年

0.3μSv/時の船橋北部に住んでいる子の年間被ばく量=3.282mSv/年

0.4μSv/時の東松戸に住んでいる子の年間被ばく量=4.158mSv/年

 

私の無理やりな計算が的外れでなければ、食材に注意すれば
今年は5.2mSv/年に収まるのでヨシとして・・・
問題は2年目以降ですよね!?

私が5.2mSvでヨシとしているのは、2年目以降を1mSvで過ごしてデトックスできるというのが前提です。
でも、セシウムが来年以降も一向に減らないで校庭や公園をふわふわ舞っていたら
・・・いつまで経っても放射線を抜くことができません。


もしかして低線量なのにがんの発生率が多いドイツの原発周辺一帯は、今回の私たちのように、データ的には何も無さそうに見える土地に実は大量の放射性物質が舞っているからだったりして・・・。

 

本日は私の勝手な推測に長々とお付き合いいただきましてありがとうございました(*^_^*)

最後になりましたが、今日亡くなった福島原発の作業員の方のご冥福を祈ります。
まだまだ不安定な原発が早く落ち着きを取り戻しますように。。。

 










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Last updated  2011年05月14日 17時39分51秒
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