こちら千葉県船橋市、放射線を測定しました

千葉県庁の畜産課の方に伺った福島牛受け入れ状況です。

質問
福島牛の受け入れを承諾した都道府県があるようですが、千葉県は受け入れますか？

答え
『国から、「福島県がこのような状況なので、牛の避難、疎開の対応ができないか調査して欲しい」と依頼があり、各酪農家に調査票を渡し、国に提出しました。その結果どうなるかはまだ返事が来ていません。』

『その調査の一方で、牛がすでに市場に出されて販売されていることが分かっています。千葉県の家畜商が福島で買ってきて、こちらで売買する。それによって繁殖用の母牛が千葉に入ったということは分かっています。しかし、どこに売られたかは把握していません。』

・・・安全とは思えないのですが、

『危険だと思われるのは酪農家も同じです。そこで、放射線量が数値以下になったことを確認したのちに福島から出すことになっています。』

・・・数値以下になるのですか？

『まず牛の放射線量を測定します。数値が高いのは表面に付いているものが大きいので、洗い流して測定します。何度も洗い、何度も測定します。何度も何度も洗います。（モーやめて～byうし）そして下がったら出します。』

・・・牛の内部被ばくが心配です。

『原発事故が起こってから、「危険だ」ということで、すぐに国からの指導が入りました。飼料は前年度に収穫、保管したものか、海外のものしか食べさせていません。』

・・・その指導が入ったのはいつですか？

『3月11日に地震がありましたが、3月19日からです。最初の水素爆発の放射線の被害は受けましたが、その後は大丈夫です。』

・・・その時の牧草は食べていないのですか？

『今までは、ずっと牧草を生やしていました。やっと食べられるくらいまで育ったので、今回計測した。測ったら、高かった、という状況です。東北はとても寒く、3月の時点では草は生えていませんでした。牛が外で草を食べようにも生えていなかったのです。』

畜産課の方、どうもありがとうございました。

餌が大丈夫だとして、あとは水ですね。
福島は4月6日以降水道水から放射性物質は不検出だそうです。

原発に近い牛さん達は安楽死でしたよね？
ということは、今回避難、疎開してくる牛たちはずっと屋外に居たとはいえ、
せいぜい人間の2倍か3倍しか放射線を浴びていないので大丈夫なのではないでしょうか？
もしこれで繁殖に影響を及ぼすくらい危なかったら、
身体の小さい人間たちはみんなアウトです（怖）

ここで、ふんのさんの情報を思い出しました。
鶏が除染できる、という表です。

最初に鶏に放射線で汚染された餌を与える。
その後、汚染されていない餌を与えるのですが、5日間、10日間、15日間、と、
汚染されていない餌を与える期間が長くなればなるほど体内のセシウムが減っていくのです。
20日間きれいな餌を与えたら、
ずっと汚染された餌を食べた鶏よりも体内のセシウムの量が10分の1になっていました。
つまり、避難、疎開することによって、もしかしたらきれいな体になれるかも(^O^)／

でもそれは餌が汚染されていなかったら、の話。
実はちゃんと国から指導が入って餌の管理をされている地域の牛の方が、
基準値を超えないから指導が入らない地域の牛より逆に安心だったりして(?_?)
あくまでも憶測ですが・・・。

尚、千葉県酪農家の何割が受け入れOKで、何割NOかを聞きそびれました((+_+))
でも、それよりなにより直接係わる八千代牛乳さんに来るかどうかが気になるので、
八千代牛乳さんに問い合わせることにします(^o^)丿

ちなみに八千代牛乳さんの牧草の対応は以下の通りです。
千葉北部酪農農業協同組合では3月11日に発生した福島第一原発事故をうけて、
すでに酪農（牛乳）生産者、肥育（牛肉）生産者に対し、
事故以降に刈り取った牧草などの自給飼料を牛に与えないよう指導、徹底しています
http://www.yachiyo-milk.or.jp/bokusounojouhou20110428.html

3月24日のモニタリング結果は以下です。
http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2010/radioactive-exam-milk20100328.html

現在の放射線量を教えてほしいなぁ～
ところで牛の除染は人間の私たちにも当てはまりますね。
汚染されていないものを食べて、旅の計画をたてましょうか？
でも最近食費がかさんでいるからきびしぃ～～(>_<)