6月30日開催の食品安全委員会ワーキンググループの資料をざっと読みました。
心配な部分があったのでお知らせします。
・胎児が被ばくすると白血病が低線量で急激に増加、高線量では下降。
・ギリシャの症例:平均2mSv/年の胎内被ばくで白血病が2.6倍。
・胎児の甲状腺機能が開始する時期は12周~14週で、その時期の被ばくが甲状腺がんを増やす。(80%以上がヨウ素の内部被ばく由来と推定)
こちらは船橋市在住なら安心
・器官形成期(受精後2~15週)の奇形を発生させるリスクのしきい値は年に50mGy(50mSv)
・小頭症やIQ低下、精神遅滞その他についても書かれていましたが低線量では大丈夫そうです。
心配な白血病ですが、12~47ヶ月齢の子どもは大丈夫とのこと。
そして、受胎前の被ばくも影響なしです。
心配しなければならないのは子どもたちより妊婦さんだったのですね(>_<)
受精後2週~とのことなので、お子さんをもう一人お考えの方は十分注意して下さいね。
参考資料/食品安全委員会HPの資料5と6
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20110630so1
資料5:低線量に関する主な知見の整理(案)[PDF]
資料6:妊産婦(胎児)・小児に対する放射線影響に関する主な知見の整理(案)[PDF]