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テーマ:ニュース(100224)
カテゴリ:ニュース
佐世保市のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」の散弾銃乱射事件。このニュースを知った時、日本もアメリカ並の銃社会になってしまったのかと嘆かずにはいられなかった。
銃の歴史は古いが、元々人を殺す為の道具ではなく、危険な状況に陥った時自分の身を守る為の道具として開発された。 銃社会の本場アメリカでは銃発砲の悲劇が毎年起こっている。つい最近も立て続けに乱射事件が起こったばかりだった。 国内でも暴力団員による人違いの犠牲になった事件や、幼い子どもがライフル銃で誤射があり命を落とすという痛ましい事件があった。 今朝の新聞でも大きく取り上げられているが、馬込政義容疑者には事件を起こす動機があり、単なる通り魔的犯行ではなく用意周到に練り上げられた計画殺人である事が濃厚となっている。 どんな恨みを抱いていたか容疑者が自殺している以上、その真相を突き止めるのは困難であろう。この事件に至るまでの数年間に馬込容疑者の異様な行動が前兆として現れていた。この間警察は全く関知せず野放し状態であったこと。市民の不安を解決するのも警察の仕事であるのに、事件が起きてからでないと行動しない警察は全く当てにならない。 銃の所持に対する現行の5段階審査に不備がないのか、或いは許可が下りた後の状況チェックなどを厳しくするなどして、強化を図るべきである。 最初から人を殺す目的で銃所持の申請をする人間はいないと思いたいが、人の心の奥底に潜む闇まで見通せるものではない。 趣味で狩りやクレー射撃などを楽しんでいるまでは良いが、人は常に同じ精神状態でいられるものではないし、性格も環境によって変わってくるものである。 許可を出した後のフォローをする機関があって然るべきだと思われる。 民間人に銃口が向いた瞬間、その行為はテロと同様である。同じ悲劇を二度と起こさない為にも早急に対策を取る必要がある。日本には米軍基地も多く点在しており、合法以外にも金をだせば銃の一つや二つ誰でも簡単に手に入れられる環境にあることを忘れないで欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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