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テーマ:恋愛について(2607)
カテゴリ:ニュース
好意を抱く相手に自分の気持ちを伝えるには勇気が要る。わたしの時代は携帯もPCも無いから手紙か電話、或いは口頭で伝えるしか手段はなかった。
それまでに散々悩み、何度も同じ内容の手紙を書いては破り捨てる。 好きな人への想いは募る一方で眠れぬ夜を何度も向かえ、睡眠不足のまま仕事或いは学校へと出かける。 しかし頭の中は相手のことばかりで、仕事や勉強など手が付かない。 こんな経験を持った人は多くいるだろう。その相手が今の奥さんになっている人、初恋の相手、失恋と様々ではあるが、あまり強引だったりすると現代では「ストーカー行為」として犯罪者になってしまう恐れもあるから、告白するにしても別な意味で神経を使う時代になった。 しかし今は携帯やPCがあり、便利で容易く相手に自分の気持ちを伝えられる時代になったが、それでも恋人と呼べる相手が中々見つからないと若い人たちは嘆いている。 つまり人間本来のコミュニケーションである、心の触れ合いが欠けているのだ。 むかしなら心のこもった一通の手紙で結ばれることもあったが、それだけ純粋だったのかも知れない。 メールのようなデジタル変換の文字には感情が無い。現在ではそれに慣れてしまったせいか、生きた文字を見ると逆に抵抗を感じてしまうこともある。 手紙や葉書の筆記を見て相手が誰か直ぐ分かる時代は終わったのだろう。 さて、部下の女性にメールを匿名で送り付けていた裁判官が逮捕されたが、これまた前代未聞の事件である。 法を裁く人間がどうしてこんな間違いを犯してしまったのか、やはりそこは裁判官とは言え弱い人間で、色恋には勝てなかったのか疑問が残る。 ストーカー自体その線引きがはっきりしないまま、一人歩きしているようにも思えるが、相手が拒否しているにも関わらず執拗に交際などを迫るのは脅迫にも似ている。 恋は盲目と言うが、今はこの言葉が犯罪は盲目に変わってしまったように思えて仕方がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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