|
テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:健康
「調子はどうですか」と相変わらずの質問に答えは決まっていた。 しかし、その後に「この頃いつもとは違う胸の違和感があるんです」「胸の中心に重苦しい熱いような...」わたしの問いに主治医はあっさりと言った。 「狭心症かも知れないね、負荷心電図撮りましょう」 狭心症?このわたしが...?。40年以上心臓弁膜症を患い、過去に二度手術を受け、人工弁置換を行いこれまで大きな異常もなく過ごして来たというのに、ここに来て虚血性心疾患である狭心症とは。 予定外のことが起こり、頭の中が少し混乱していた。 診察を途中で終え、心電図室に向かった。 その結果、心不全が顕著であることを心電図のグラフが物語っており、このまま家に帰ることが不可能になった。 新しい病名が下された。「不安定狭心症」、空きベッドの確認が始まり、処置室へと運ばれ循環器内科の医者が数人やって来る。 「点滴しますからね」若い20代後半と思われる医者が言う。 太い注射針を見ながら、頭の中では秋葉原に寄る予定が消えて行った。 車椅子に乗るのは20年振りになる。そして超音波室へ。 病室は緊急患者用の6Bだった。心不全を改善するために禁食。栄養剤とヘパリンの2本を打ちながら、二週間ほどの入院生活が始まった。 カテーテル検査を結果を踏まえた上で冠状動脈の一本に「ステント」を挿入。 もう少し発見が遅れていたなら、間違いなく「心筋梗塞」を起こしていた。 強運のわたしは、またしても命を拾ったのである。 昨日、18日に退院したばかりで、PCに向かうとかなり疲れるが、無事に退院できたことを皆さんにご報告しようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康] カテゴリの最新記事
|