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吾が輩は野良猫である

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2009.06.04
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テーマ:ニュース(100216)
カテゴリ:ニュース

原爆や水爆と言った核兵器が地球上に誕生してから半世紀が経つ。

そしてその犠牲国となったのが我が国「日本」。

戦争を終わらせる為と言うのは口実で、アメリカは実験材料として好都合な日本を選び、そして実行した。

そしてその後、世界中に核が散らばり先進国以外の国も挙って核を開発、実験を繰り返して来た。

それらの国が北朝鮮の地下核実験に対し、猛烈な批判を浴びせているが説得力がまるでない。

核に縛られた国は北朝鮮以外にも多く存在する。

日本の対応は「拉致問題」を抱えながらも一向に強気の姿勢を見せない。

腰抜け政治家たちが机上の空論ばかりで、実行力の伴う解決方法を探ろうとしないからだ。

それは日本だけでなく、アメリカを筆頭に何処の国も同じ。

同じ事を何度も繰り返す北朝鮮に対し、経済制裁など大した影響を与えない。

北朝鮮の武力は威嚇になるほどの物を持っていない。

兵器はどれもこれも第二次大戦中の改良版ばかりで、強いてあげればミサイル。

このミサイルも正確さを欠くという意味で、飛んで来たら何処に落ちるか分からないという点が脅威となっている始末。

アメリカがその気になればイラクを叩いた時よりも簡単に北を潰すことが出来る。

それが出来ないのは、中国とロシアの存在。

朝鮮戦争を引き起こす切っ掛けを作ったのはこの三大国。

そして38度線を引いたのもアメリカとロシア(当時はソ連)。

北朝鮮は他の国から見れば、「目の上のたんこぶ」のようなもの。

この「腫れ物」を治すのにどの国も真から努力しているとは思えない。

朝鮮戦争を解決することこそが、正当な問題解決の道でありながら戦争の傍観者になっている国が多すぎる方が問題である。

アメリカは今、核兵器を隠れ蓑にしながら新型兵器の研究製作に余念がない。

ターミネーターの世界を現実化する為に、ロボット兵士を製作中だ。

これからの戦争は人間が血を流さず、機械同士で争わせる時代が来るだろう。

その実験台が北朝鮮。

そして更に恐ろしいのは核兵器の小型化。

スーツケースに入れて誰もが簡単に持ち運び出来る核兵器の開発である。

この兵器の優れた点は、通常の小型爆弾をカモフラージュにしているところだ。

つまり見かけはダイナマイトでもよい。

そして核兵器の痕跡を残さないから、核を使った証拠が残らないのである。

日本も何れは核武装する日が来るだろう。

アメリカがそれを望んでいるし、自国の防波堤をより強固にしようという思惑もある。

人間が平和を求めて続ける以上、地球上から兵器は無くならないだろう。





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Last updated  2009.06.04 18:05:42
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