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吾が輩は野良猫である

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2009.07.21
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カテゴリ:ニュース

臓器移植法が改正され、今国会で可決成立した。

施行は一年後であるが、これで日本も漸く臓器移植の将来に一筋の光明が射したことになる。

しかし「死の定義」について、多くの問題や疑問が解決されぬままの見切り発車であることも事実であり、一概に喜び、この法案を受け入れるには些か抵抗がある。

心臓移植ともなれば一億円近い金額が必要になり、移植でしか助からない子どもを持った親たちは、海外で移植を受けるため、その資金集めに途方もない苦労を強いられる。

人々の善意によって渡航が決まったとしても、必ずドナーが現れるという約束はない。

ドナーを待つ間にも病状は進行し続け、病気と待つストレスに晒されて過酷な状況を耐え抜かなければならない。

脳死が人の死と位置づけているアメリカは、臓器移植の最先端を走り続けているが、脳そのものが全て解明されているわけではない。

人間がこの世に誕生し、最初に作られるのが「心臓」である。

これを原点として「人の死」を考察した場合「脳死=人の死」ということにはなり難い。

つまり、始まりが心臓であり、終わりも心臓で終わる。

これが人間の生命だとも解釈出来る。

ご存知のように人間の身体は各パーツによって構成されているが、臓器移植を単純に言い換えれば「パーツ交換」である。

しかし、自分の臓器はこの世に一つしか存在せず、それ故「命」が如何に大切であるかを実感する事が出来るのだが、傷んだ部分を交換すれば「寿命」を延ばすことが出来るという「恩恵」は、ややもすると「生と死」の概念を根底から覆すことになりかねない。

臓器移植は「完全なる人工臓器」誕生までの繋ぎでしかないが、自分の或いは子どもの命欲しさに他人の死を渇望すると言うのは、余りにも傲慢で矛盾に満ち「エゴ」そのもののように思えて仕方が無い。

人の善意によって幼い命が助かり、元気になったという話題は「美談」として扱われることが多いが、口が裂けても言ってはならない事柄が非常に多いことも事実だ。

他人の心臓を頂いて生きていくことは簡単なことではない。

一生「臓器移植」と言う十字架を背負って行かなければならないのだ。

ドナーがどんな人間だったかも知らされず、果たして本当に幸せを手に入れることが出来るだろうか?

わたしの心臓には「人工臓器」が入っており、そのお陰で21年間、今日まで生き延びて来られた。

もちろん、それをフォローしてくれる人々や薬があってこその「命」であるが、他人の臓器を頂いてまで生きようとは思わない。

それは「運命」として受け入れ、納得した形で「死を待つ」。

自分に寿命があるように、臓器にも寿命がある。

偶然に病気になるなどということはあり得ないのだから、全ての現象は「神の意思」として受け入れることがわたしの生き方である。

この記事については、おそらく反対意見も多いことだろうと予測出来るので、遠慮せずドシドシコメントを頂きたいと思う。






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Last updated  2009.07.21 17:51:46
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