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吾が輩は野良猫である

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2009.08.07
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カテゴリ:映画

トランスフォーマー・リベンジが大ヒット中である。

この映画より一足早く公開されたのが「ターミネーター4」だった。

映画の良し悪しはともかく、進化するCGの技術に驚くばかりだ。

ただし製作の現場を見てしまうと、映画の面白さが半減?してしまうかも知れない。

或いはそれとは逆により一層興味が湧くかのどちらかだろう。

SF映画の金字塔と言える「2001年宇宙の旅」が1968年に公開されてから既に40年の時が流れた。

公開当時は、この映画の難解さに賛否両論が巻き起こり、日本国内では興味すら示す者は皆無に近い状態であった。

頭の固い日本人には理解し難い映画だったのかも知れないし、映画自体が余りにも先を走り過ぎていて、退屈極まりない作品だったのだろう。

しかしその数十年後には「文部省選定作品」となり、大ヒットしたという経緯がある。

いまだにこの映画を超える作品に出会っていないが、ターミネーターやトランスフォーマーの世界にも相通じる「精神世界」があることを付け加えておきたい。

この二つの作品に何かを求めるとするならば、このマシンとも人間とも言える両者が戦った場合、どちらが強いか…。

子ども染みた発想で申し訳ないが、ついその方向に興味が行ってしまう。

世界は今、コンピューターによる「管理社会」である。

あの「核兵器」でさえも人間の範疇から脱皮し、核自体が意志を持つ日がいつかやって来るかも知れない。

臓器移植の項目で、「人間はパーツ」だとわたしは言ったが、それがはっきりと現実になる日はもうそこまで来ている。

コンピューターの世界に矛盾はない。

それ故、人間より純粋に出来ているかも知れない。

心臓が微弱な電気信号で動いていることからも、人間は既にサイボーグなのだろう。

マシンに心(精神)を持たせる試みが、世界中で繰り広げられている昨今、機械と人間が共存しなければならない日が、遅かれ早かれやって来るのは間違いない。

さて、日本ではこの秋公開予定の映画「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」人気シリーズの中では最高傑作と言われており、トランスフォーマーなどより数段面白いだろう。

ストーリーを話してしまうとネタバレになってしまうので、ここはぐっと堪えて黙っていよう。






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Last updated  2009.08.07 09:27:58
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