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テーマ:政治について(20227)
カテゴリ:ニュース
自民から民主へと、今年は政治が大きく動いた年でもあった。 これは、国民が政治の動力源になっている事を、政治家や官僚たちに知らしめる結果になったのではないだろうか。 鳩山政権が誕生してから日はまだ浅いまでも、政治のあらゆる局面で動きが顕著になって来ている。 その最たる代表が話題に登っている「事業仕分け」だろう。 各界から選りすぐり?のエリート仕分け人軍団が構成され、税金の無駄遣いを徹底的に洗い出す作業が数十日に渡って行われたばかりである。 結果はともかくとして、官僚たちから見れば、仕分け人が「仕置き人」に見えて戦々恐々としていた事は言うまでもない。 理論武装した仕分け人と官僚たちとのトークバトルは火花を散らし、各々が自分たちの正当性や必要性を仕分け人たちに訴える姿が、TVを通して観戦出来たのは 実に有意義であったように思うし、下らないバラエティ番組などより見ごたえは十分にあったから、長時間の特番を組めば、視聴率もアップするのではないだろうか。 普段、国民の前に姿を見せることのない官僚たちの、真剣な顔を見ていると悲壮感さえ感じてしまうのであるが、普段からこのように真剣に仕事に取り組んで貰いたいものである。 真っ先に廃止しなければならないのはやはり「天下り」だろう。 まともな仕事もせず、週一回机に座って居眠りするだけで、サラリーマンの数倍もの高給を受け取り、更に退職金の積み重ねは「罪重ね」と言い換えるべきだろう。 経済成長の低迷やそれによる雇用不安に脅かされる事のない公務員たち全てが悪い訳ではないにしても、所属部署によっては一般企業と同じように「成果主義」の導入を検討して欲しいところである。 仕事は結果を残すことであり、そしてまた人と人が支え合う事でもある。 仕事に見合った報酬を受け取ることが経済成長の根幹である事を忘れていては、日本の無駄はいつまで経っても無くならないであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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