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テーマ:ニュース(100222)
カテゴリ:ニュース
投票数では2位と善戦した東国原氏も、その知名度や宮崎県での実績を前面に出して戦ったが、力及ばず涙を呑んだ。投票数から見れば後だしジャンケンの石原氏が出馬していなかったら、ひょっとすると東国原都知事の誕生の可能性も有り得ただろう。 各候補とも節電などの影響で派手な選挙運動を展開出来ず、都民に向けてのアピールが充分に届かなかった事も選挙結果に反映されているのかも知れない。 そんな中で、地震発生から直ちに防災服で身を固めた石原氏、選挙より震災と言った持ち前の饒舌振りをパフォーマンスに変え、選挙活動の代わりに節電や震災、原発事故に対する迅速な対応が都民への評価に結びついたのであろう。 石原氏の持論や「津波は天罰」などの失言はともかく、国際的大都市東京はある意味一つの国家である。予算額はおよそ13兆円にも及び、それは韓国の国家予算に匹敵するほどだ。 モンスターとも言えるこの東京を束ねて行く事は並大抵の努力では実現出来ない。そこには俊敏な判断力と叡智を結集した洞察力が要求される。 石原氏がそれらを持ち合わせているかどうかは別にしても、3期都知事を務め上げて来た実績が都民の声に届いたのであろう。 一時は勇退の話しもあったが、急遽出馬を決めた背景には様々な憶測が飛び交っており、日本の中心に立つリーダーを選択するには他の候補者の顔ぶれを見極める事も重要であり、それが出馬の後押しをしたのかも知れない。 いずれにせよ、石原氏の言う「ダイナモ東京」の実現は彼の手腕に掛かっており、石原都知事の戦いは始まったばかり。これから向かえる夏場を如何に乗り切るかが都知事の正念場になるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.13 16:57:09
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