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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8460)
カテゴリ:詩集小説
ちぎれるほどに右手を振って ありったけの笑顔を あなたに見せた ありがとう さようなら そう つぶやきながら 窓越しに揺れるあなたは陽炎 また逢えるよね 逢ってくれるよね 心の中に不安が募る 二人の距離が 列車とともに遠ざかる 一緒に連れてって そう言えないわたしに 涙の線路が霞んで見えた 人影まばらのプラットホーム 佇むわたしは ひと恋列車 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.10 17:34:06
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