田中快投、投打噛み合う
楽天先発は田中、西武は佐藤。楽天が一回に鈴木大の2点二塁打で先制。さらに三回には鈴木のタイムリーなどで3点、5―2の七回に浅村のタイムリー二塁打などで2点を加えた。田中は7回8安打2失点で開幕2連勝。西武は新人の佐藤が3回5失点と崩れ、5連敗を喫した。西 000020001=3楽 20300020X=7コロナ対策で土曜日曜の試合が中止となり、今日明日の試合も開催できるのか心配したが、チーム内の感染者の増加が落ち着きNPBなどとも協議の上で無事開催。平日のデーゲーム、春休みの子どもたちがスタンドにも外周にも大勢集まり笑顔が広がる。試合は先発田中が落ち着いたピッチングで「快投」。打線も先制・中押し・ダメ押しの理想的な試合運び。投打噛み合うナイスゲーム。西武の先発は仙台出身のルーキー佐藤。スタメン発表の際は3塁側楽天サイドの客席からも大きな拍手が送られた。自分のチームの選手に失礼だとして相手チームの選手への声援・拍手を毛嫌いする意見もわからなくはないが、敵味方の枠を超えて選手を応援するのが東北人気質。その寛大さが垣間見えるこのスタジアムの雰囲気を誇らしく思う。