チーム一丸
先発は楽天涌井、ロッテ中村稔。ロッテが2回に満塁から押し出し四球で1点を先制。楽天はその裏2つの敵失で逆転、3回には2死一、二塁からディクソンの2点三塁打でリードを広げる。さらに楽天は4回、太田のタイムリー二塁打で1点を追加。涌井は5回105球1失点で降板。ロッテ中村稔も5回5失点で降板。楽天は8回にも岡島、太田のタイムリーで3点を追加。楽天が2つの引き分けを挟んで3連勝。涌井が今季4勝目。ロッテ中村稔は初黒星。ロ 010000000=1楽 02210003X=8▼ お立ち台は涌井とディクソン先発涌井は1回を3者凡退で退け変わらぬ安定感を見せるも、2回に3つの四球を与え押し出しで先制を許すなどその後は制球に苦しむピッチング。そんな涌井を打線が援護、2回に相手エラーなどに付け込みすぐに逆転すると、3回にはディクソンの見事なバッティングとヘッドスライディングによる三塁打で追加点、4回は二塁打の内田を太田が返し点差を広げる。涌井は5回で100球を超えるが、失点は2回の1点のみと踏ん張り、以降をブルペン陣に託す。その後はブセニッツ~宋家豪~酒居~西口が1イニングずつを無失点リレー。打線も8回のダメ押し3点で勝負あり。ライト岡島の好捕、辰己も三振ながら相手に14球投げさせた場面など、みんながそれぞれの場面できっちり仕事をしたチーム一丸の勝利。お立ち台に呼ばれた涌井は、自身納得のいかないピッチングだったせいか「この場に立つのは心苦しいが楽天ポイントのために・・・」と照れ隠し気味に語り、笑いを誘う。笑顔で帰れるのが一番のファンサービス。ゴールデンウィークなのに5千人にも満たない観客の前で、懸命のプレーを見せてくれる選手たちに拍手。明日は先週好投の田中がホーム2度目の先発。ロッテは美馬かとの噂があり実現すれば心躍る対戦となるところだったが先発は二木と発表された。明日も好ゲームを期待。がんばれ!楽天イーグルス!!日本ハムでスタメンに常時名前を連ねる多くの主力選手たちのコロナ感染が明らかになった。遠征などで各地を転戦し、交通機関や宿泊施設なども利用する中で、各チームとも最高レベルの感染防止対策をとっているであろう中でのこの報に、敵チームの事とは言え他人事とは思えず、少なからずショックを受けた。後遺症など残ることなく完治して、またグラウンドで元気な姿を見せて欲しいと願うばかり。