続・告白 ~新年早々長いっす~ 第5幕
で、褒めまくってたら、案の定印象よくなってきて、いい感じに。マ:「お母さんさ・・・」なんでしょう。マ:「青森って、行ったことないから行ってみたい!」兎:「・・・」それはさ、なんか趣旨が違くないか?元々の目的からはずれてるよね?マ:「あ、そうだ!!」なによ・・・マ:「彼がうちに挨拶くるんじゃなくて、 お父さんとお母さんが行けばいいじゃない!」兎:「いや、だって、そういうもんではなくな・・・」マ:「だって、彼まだ若いでしょ? あんまりお金ないだろうし、 交通費使わせちゃかわいそうじゃない!」兎:「や、そうだけど、でも、挨拶にくる・・」マ:「決めた! そうしよう!」それはさー・・・目的があきらかに、違うとこにあるよね?娘の旦那候補に会う、っていうのがおまけになってるよね?兎:「だって、青森まで往復で普通に切符買って行くと 1人35000円だよ? お父さんと2人で、7万かかるんだよ? さらに、当然あたしが行かなきゃならないわけだから、 交通費だけで親子で10万↑だよ?」マ:「いいじゃない、それくらい。 大丈夫。 お母さんがんばって稼ぐから!」印象が良くなったのはいいけど、良くなる方向性が間違ってる・・・兎:「ところで、相手の親は あんたでかまわないって言ってるの?」それよね・・・あたしは悪条件が揃ってる、と昔書いたことがありますが、親も当然それは考えていることで、こんな条件の悪い娘を、嫁にもらってくれるところがあるんだろうか、と思ってるわけです。兎:「いや、彼も今から親に言うから、 まだ分かんない。」マ:「じゃ、だめじゃないの。」兎:「だよねー。」この「だめじゃないの。」は、「早く言わなきゃだめじゃない。」という意味ではなく、「きっと向こうの親は反対するわよ。 『だめ』って言うわよ。」の意味。マ:「だって、お母さん、いのりん(弟ね。)が あんたみたいな人を連れてきたら、 絶っっっっっっ対、結婚反対するわよ。」兎:「だよねー。 だって、あたし自分が親だって、 自分の息子があたしみたいの連れてきたら、 猛烈に反対するもん。」マ:「向こうの親は 『お前、だまされてるんだよ!!』 とか言うんじゃない?」いや、あたしもそう思う。経験あるし・・・マ:「まあ、彼が親に言ってないなら、 まずは彼が言ってからだわねー。 きっと反対されるから。」うん、そう思う。ちなみにじーじに、「親に反対されたらどうする?」と質問したら、「結婚するのは親じゃないだろ?」と。説得はするけど、親がいくら反対しても、結婚するのは俺なんだから、兎のことは譲らないよ、とな。うん、ありがとう。でも、それをごり押しもできないのが、結婚というものなんだよね。どうしたもんかな。ま、とりあえず、「早く親に言え」とじーじに尻叩かれていたのは、ノルマを果たしたので、ほっ。次はじーじが親に「結婚について」を言う番ですよー。話の最後に、兎:「ああ、そうそう。 この前の青森土産だけど、 買ってもらったやつなんだよね、実は・・・」と、付け加え。マ:「ええええええええ!!!!!!!! そんな、あんた、お礼も言わないで 食べちゃったじゃない!!!」いや待って・・・今の段階で、お母さんは一体誰にお礼を言うつもり・・?兎:「ちなみに、おばあちゃん宅に持って行ったやつも 買ってもらった・・・」マ:「ひどっ!!!! あんたひどっ!!! 自分で買ってきたような顔して! 今度真実を言ってこなくちゃ!」ようやく真相暴露ができました。ちなみに、この話の過程には、ずっとパパも同席していたのですが、パパは最初から最後まで一言もしゃべらず・・・そんなに普段は無口じゃないんですが・・・怖すぎー・・・