主婦は読むべし
今日は楽天で頼んでおいた書籍が到着したので、夕飯の後、一気に読んでしまいました。『戦場のサレ妻(上)』戦場のサレ妻(下)ちょっと、怪しげなタイトルですが、内容はとても現実的で、夫のメールから、思いがけず浮気を知ってしまい、離婚にいたるまでの心の葛藤や女性の気持ちを描いた ケータイ小説 の書籍化したもの。これは、経験をした人でないと出ない台詞だと思ったのが「心が悲鳴をあげている・・・。」なんども、活字になって、読者の心に響いてきます。妻の立場は、現時点では、強いものにみえるのだけど、現実は危うい椅子。《その椅子に胡坐をかいていてはいけないよ。》という主人公の警告に唸りました。不倫相手が、もっと賢い女性だったら、話の展開はもっと違ってくるだろうし、主人公には、とても味方が多いので、孤独感や悲壮感がないのが救いでした。ケータイ画面で読むより、言葉の意味が重くはなりますが、これからの人生、知っておきたいエッセンスが散りばめられています。