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2005年03月08日
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カテゴリ:詩人になりたい

ジム・ダイン
<ジム・ダイン>


想い出がこぼれて落ちてゆくね。

名前を呼んでも、君はもう振り返らないだろう。

想いかえせば泣きそうになるから、もう見ないよ。



せっかく生まれた好きと言う気持ちを、何処に仕舞い込んでしまおうか。

もしも好意を伝えたら、君は喜びを感じてくれるのかな?

気持ちを伝えることが、恋の始まりになるのかな?



寂しくなったときは、ここを離れて、自分の部屋のベットに寝転がって泣くんだよ。

そして、次に君に会うときまでに少し時間をあけるということを学ぶんだ。


「こっぴどくやられた時は、撤退すべきなんだ。」


振り返ってみれば、そんなルールを自分で持つべきだったね。

そうすれば、もっと上手く立ち回る事だってできただろうに・・・。



それは恋じゃなかったんだ。

・・・たぶん・・・















男は過去を懐かしみ、女は未来を夢見る。

「君のことが好きだったんだ」

そんなことを言う男は、信用できないね。(笑)



何かのかたちで区切りをつけてゆく。

いつまで別れを惜しめばいいのか、わからないから。

色んなことをしながら、ジタバタしながら、結局すべてを型にはめて安心するのかもしれない。

そして「ここまでにしておきましょうか」とするわけだ。



若いときって「別れ」というものを、わけのわからないものとして逃げてしまう。

だから、「別れ」の意味を深いところで分かっていないのかもしれない。

「別れ」というものを軽く考えていると、思い出というものが浅くなるのかもしれないな。



失ったものに目を向けたほうが良いのか、得たものに目を向けたほうが良いのか。

どういう現実が僕を向かえようと、そのことが及ぼした両方向の作用をしっかりと受け止めよう。

きみは確かに僕の前に居たんだ。

それを未来に生かそうとすることが大切なんだろう。





さようなら。










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Last updated  2005年03月08日 20時29分51秒
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