テーマ:ベクトルは内向き(16)
カテゴリ:ベクトルは内向き
「希望をもてないものが、どうして追憶を慈しむことができるだろう。 君との未来をなくしてしまったら、思い出は捨ててしまうべきなんだ。」 君との思い出を振り返る。 「あの頃の君はよく笑っていたな」とか、「あの頃の僕は怒ってばかりいたな」とか・・・ 昔を思い出しては今の自分を慰めていたりする。 なぜ、過去を懐かしむのだろう? 今の自分に希望があるから、昔を懐かしむことができるのかな? それとも・・・? 時は流れてゆく。 今は過去の結果として存在するし、未来は今を生きる希望として存在している。 僕たちは、今を生きることしかできないけれど、過去と未来と無縁ではない。 希望をもって過去を振り返ることができるのなら、君との想い出も愛しいものになるのだろう。 世界は一度だけ創造されるものではなくて、僕が望めば何度でも創り直せるものなのかもしれない。 視点を変えるだけで世界が変わるように、何かのきっかけですべてが違って見えてくる。 それは、世界が創造し直されたからなのだ。 新しい視点を獲得することで、世界は変えることができるんだよ。 生まれ変わりたいと願うことで、それは叶えられるんだよ。 勇気と希望があれば、世界だって創り直すことができるんだよ。 そう考えれば、新しい自分になることもそんなに難しいことじゃないのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月18日 10時30分32秒
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