テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:詩人になりたい
『女子マネージャーと飛行機雲』 お金持ちの家に生まれたら、一生遊んで暮らせるのかなぁ。 それをみんなは嫉妬するのかもしれないね。 でもね、誰も知らないような苦労をするのかもしれないんだよ。 それもみんなは知らないけどね。 みんなが同じ環境に生まれるということはない。 お金に恵まれた環境に生きる人もいれば、そうでない人もいる。 健康に恵まれた環境に生きてゆく人もいれば、愛情に恵まれる人もいるだろう。 僕たちの現実というのはそういうものなのだ。 人間は平等でも、公平でも、自由でもない。 だけど、ちょっとした違いならば、大きな目で見ればたいした違いはないのかもしれない。 もしかすると僕は恵まれなかったのかもしれないけど、恵まれた環境に生まれてきた人たちのことを嫉妬するつもりはない。 もしかすると僕のことをうらやむ人が居るのかもしれないけど、不運な人たちに優越感を覚えるつもりはない。 一生苦労と縁のない人生が歩めるのならば、それはそれで幸せなことだ。 働かなくても楽しく生きてゆける人生があるのならば、それも同じく幸せなことだ。 たぶん僕はみんなと同じようには生きてゆけない。 だけど、死ぬまで苦労する人生だとしても、それを不幸だとは想いたくない。 生きることは楽しいと言えるように人生を歩いてゆきたいな。 ささやかな幸せを大切だと想いながら。 ・・・きみがいれば・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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