追記：中国の病院にて
昨日、初めて中国の病院を体験したのだが…当然、患者として、名前を告げなきゃならないのだが、通訳さん、俺の4文字の名前を書くのが面倒だったのだろう。名字の2文字だけを記述。結果…中国人としては、おかしな名前の訳。名字がYi、名前がTengとなるのだが、こっちでは存在しない名前なのだろう。口頭で伝えるの、かなり苦労していた。最初に行った、犬に噛まれたための先生のところでは、最初に日本人と告げていたらしく、スムーズに進んでいた。後から聞くと、それでも外国人故、VIP的な待遇だったらしい。どこが違うのか、分からなかったが。夜間故、外科の医師が一人しかいなかったらしく、ウィルス以外の傷などを見て貰う所では随分待たされた。時々俺と通訳さんの間で交わされる、回りには分からない言葉、そして、中国ではあり得ない名前。医師がぽつりと日本語で「日本人？」と言う。俺と通訳さん、ほぼ同時に、「対」とお返事。それを聞くと、やはり、他の患者さん達、珍しいのか人をジロジロと見る。まぁ、彼らの思う日本人とは外観からしてかけ離れてるからねぇ…珍しいだろうな。そしてレントゲン。俺の前に、お父さんお母さんに連れられた。5才くらいの男の子が受け付けてしていた。その後、通訳さんが受付してくれたのだが、やはり、口頭では名前が上手く伝わらない。で、日本人だからこんな名前、と告げると、受付を終えて待っていた親子がやはりコチラを凝視。通訳さんと交わされる、彼らには分からない言葉。何を遠慮しているのか、俺も意識して中国語で話す。当然、その中国語はかなり下手だろうし、通訳さんは日本語で話しているのに、俺が中国語で返して…タバコ吸って良い？とか。尻の注射の後が痛い、とか。端から見れば、相当におかしな風景。ただ…こんな時間に子供がレントゲン撮る必要があるような怪我してるんだから、日本人だからってそんな夢中になって凝視してる暇無いだろうが…と突っ込みたかったが止めておく。まぁ、長めの髪を後ろで束ね、縦横巨漢でタバコ吸ってて、しかも日本人、と来れば、見ずにはいられないか…第一、突っ込む言葉知らないし。笑レントゲン技師、俺が日本人と分かってから、何故か対応が陽気に。撮影終わると、元気な声で「ＯＫ！」とか笑顔で。おぅ、笑顔くれても、タバコ一本やらんぞ。笑そして、10分ほど待ち、現像と、結果を告げるために呼ばれるのだが…その医師。「Yiteng！Yiteng！」て、何度も連呼。通訳さんが、「我来了！我来了！」と何度も告げているのに、なお繰り返す。そんなに日本人の名前を呼ぶのが楽しいのかい？と。そんなこんなで、どうやら、VIP待遇だったらしい診察・治療が終わり。それにしても、中国の病院は高い、且つめんどくさい。4カ所くらい診察室、処置室を行き来したんだけど…支払いと処方箋渡してくれる窓口も別だし。自分一人では不可能だな、と実感した。追記：朝に、みんなで早点を食べに店に入った後、外で車に乗り込むと、7,8人の若者のグループが談笑しながら歩いていた。みんな、恐らくは多少の悪を気取っているのであろう、変な金髪混じりとかの頭で。で、通訳さんに聞いてみる。「あんな髪の色している人は、やはり印象悪いですか？」と。回答、当然ながら、印象悪い、と。日本はどうですか？と聞かれ。10代や、一昨年くらいは金、赤、緑、青、等々、色々な色を堪能していた俺から言うと…当然、日本も印象は良くないです、と。多少ならば、お洒落として認められる部分もありますが、と。で、そのグループ。どのようなきっかけでそんなのばかり集まってしまったのか不明なのだが、全員…「頭の色に顔が負けてる」表現が難しいのだが…顔に迫力が無い…いや、むしろ、顔で既に負けている…年齢は10代後半から、20代前半、と言った感じだったのだが、みんな顔があか抜けず、中学生みたいな。俺は、先述の通り、顔が一番主張してしまっているので、髪の毛真っ黒の状態でも、彼らより遙かに見た目の印象は悪いのではないかと。他にも、朝頻繁に見かける長い髪を綺麗に真っ赤に染めている女の子、街中歩くのに、顔はすっぴん、しかも、素顔はかなり残念な感じ、とか上下びしっとスーツで決まっているのに、頭ぼさぼさ、靴半壊、とか。中国人、トータルバランスって考えないのかなぁ？顔を変えろ、ってのは無理でも、顔にあった髪型だってあるわけだし。北京人の、化粧しない文化もそう言うところの表れかもね。
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