ザリガニ ももこ、苔生す。
うちの大切なザリガニ ももこから、コケが生えてきました。いつもVサインで、前向きな姿勢を崩さないももこですが、カラダにコケが生えていては、気分もさえないでしょう。なので、この【超極細毛山切りももこスペシャル】で、洗ってみることにしました。お色はももこにちなんで、ピンクをご用意いたしました。これを機会に、ももことの縮まらない心の距離を埋める事ができれば良いのですが…。いざっ!!まずはそっと、【超極細毛山切りももこスペシャル】を、ももこに接近させてみます。以外にも、すんなりと受け入れてくれるももこ。 ・・・・・・・・・なんという事でしょう。心の壁を作っていたのは私のほうだったんですね。ももこは私と【超極細毛山切りももこスペシャル】に、あっさりと身を委ねてくれています・・・。自分が、恥ずかしいです。『大切なももこ』などと言っておきながら、私の中に所詮ザリガニ、私の気持ちが伝わるわけはないと…そんな思いが、潜んでいたのですね。ももこ、ごめんよぅ(泣)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・・・・・と、うわっ!!!!突然、ももこが襲いかかってきました。たった今心が通じ合ったと、感涙に頬を濡らしたばかりの私に対して、なんという裏切りでしょう。しかもカラダのコケはまだ半分も落ちていません。さらにゴシゴシを迫った私にももこはあくまでもVサインの、ポジティブな姿勢を保ったまま、すごい勢いで、飼い主である私に餌をやり、水を替え、寒くないかと話しかけ、日光浴に付き合い、誰も見向きもしないあなたへ惜しみない愛を注いでいる私の指に、挑みかかってきましたそして、勝利のVサインです。完敗…でした。 軍手をはいて力ずくでかかれば、ザリガニなど私の敵ではありませんが、相手は ただのザリガニ→うちの大切なももこ なのです。気持ちが、負けました。私と過ごした数ヶ月は、彼女の心に何の変化も、もたらしていない事を、真正面から、突きつけられて…【超極細毛山切りももこスペシャル】を片手に、途方に暮れています。まずは、ももこに「やなことして、ごめんね」と謝っておかなくちゃ。