因果を超越する道-2-18
憑依されている人は、その期間が長ければ長いほど、その人の心も暗く固定してしまっているし、心を変えなさいといっても憑依霊がしっかりその人の脳細胞を支配して、憑依霊が念波を吹き込んでいるので(だから憑依されている人は、自分の頭が自分のものであるようなないような、考えることが自分の考えであるのかないのかわからないような気がいつもするし)頭が重いのである。そういう場合、憑依霊を払ってやると、急に頭が軽くすっきりとさわやかになり、本当の自分にかえることが出来る。そうしておいて、正しい心の持ち方(正法)をその人に教えるのである。しかし、いっぺん教えたからといってそれで急に心が変わるわけではない。長い間の習慣が働いて、暗い心になるとまたその心を縁として霊が憑依してくる。だからまた憑依霊にもよく教えて払って、その間にまたその人に教えるということを繰り返すのである。正法を知っている明るい心でいれば、たとえ先祖にどのような死に方をした人があったとしても、絶対に憑依現象、霊障が起こることはないが、現在では正法をしらない人が多いために霊障が起こっているのである。心を変えずにいて、憑依霊によく教えずにいて、護摩供養をするとか、お経を上げるとか、そういう方法でよくなることはない。先祖に首を吊って死んだ人があると、また誰かが首を吊って死ぬし、死ぬまでのことはないが、いつも首をしめつけられているようで、のどの通りが悪いという場合があるし、投身自殺した人があると、同じような死に方をする人が出たり、海を見るだけで、高い所に登るだけで怖いという人が出るし、交通事故で死んだ人があると、また同じような事故を起こすしということがある。また事故死した所には、亡くなった人の執念が残っているいるので、同じような心を持っている人が通りかかると波長が合うので、その人をたよって救われたいと思って、ひょいと憑依すると、その人が同じ死に方をするということになる。正法誌N040号1981年 12月号より抜粋第1章 「心の十字架」を抱く生き方(「宇宙創造神の魂」を感じること/「生き通しの過去世の魂」を実感する ほか)/第2章 「見えない世界」を感じる生き方(人は、この世にどのように生まれてきたか/この世に正法を伝えた人々の魂 ほか)/第3章 「心を浄化」し、高める生き方(心を浄化する方法/心の中の「カルマ」を見つける ほか)/第4章 現実世界を「心」でとらえる生き方(お金や地位、名声とはなにか?/家族の役割とはなにか? ほか)/第5章 「宇宙意識」を感じて生きる(自分はどこからきたのか?/人生のテーマを感じ取る ほか)【送料無料】見えない世界の摩訶不思議価格:1,470円(税込、送料別)