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カテゴリ:〔表現〕
今回は日本語の『ッ』と『ン』の歌い方を考えてみます。
「あった」「行った」「死んだ」「少年」など、『ッ』や『ン』は随所に 出てきますね。 普段どのように歌われていますか? 音符1つに『ッ』や『ン』が割り当てられているときはあまり問題になり ません。 気をつけたいのは音符と音符の間に『ッ』や『ン』が言葉が書かれている ときです。 大抵は均等に言葉を入れていることが多いと思いますが、歌い方によって、 言葉のイメージが変わってきます。 例えば「あった」の歌い方を考えてみましょう。おおざっぱには 「あった」と均等に歌う 「あっ…た」と、『ッ』を『あ』のすぐ後で歌う 「あーった」と、『ッ』を『た』の直前で歌う の3つの歌い方ができます。 これらを比べてみると、言葉の切迫感や緊張感が微妙に異なることに気づ かれると思います。 どこに入れるか、どのくらいの強さで歌うのかということは、曲によって、 また指揮者の解釈によって異なりますから、その都度確認していただく必 要があります。 『ッ』や『ン』に気をつけると、言葉のメリハリがつくようになりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 12, 2007 12:00:11 PM
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