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テーマ:映画館で観た映画(8529)
カテゴリ:映画
久しぶりにトニーの映画が観られる! と心待ちにしていた「ラスト、コーション」
ところが巷じゃ大胆なベッドシーンばかりが取りざたされているようで…。 どんなシーンであろうとも、トニーは真面目にやってるんだろうなーと思いつつ 「生ツバ呑む音がしたらゴメンよ」 と一緒に観るKちゃんに先に謝ったりして(照) 抗日運動を題材にした演劇で盛り上がった学生たちが、弾圧側の組織のボスの暗殺を 計画して、夏休みに実行に移すわけなんだけど。 休みの間にカタをつけるつもりだったってところがお気楽でビックリ。 その中心人物に想いを寄せるヒロインが、ボスに色仕掛けで近づく任務に抜擢され…。 輸出入業を営む裕福な夫とその妻という設定だから、わざわざ「訓練」までするのよね。 あんまりだわー。 メンバーの中に金持ちの息子がいたおかげで、それなりの身支度をしてまんまと「夫人」 になりきってボスの奥さまの麻雀グループに潜り込むことに成功。 さらにいろいろあって、やっと話題のシーンへ。 でもそこに至るまでの時間が長くて、館内にはウロウロする人続出。 じっとしとかんかーい! みんな「それ」だけが目的だったのか? 実際、監督自身が「ちょっと長かった」とコメントしたくらい濃厚なシーンが展開する んだけど、まあ、確かにそこまで見せてくれなくていいけど決して不必要なわけではなく。 敵側のボスも疑い深く勘が鋭い人物ということで、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」 というか「肉を切らせて骨を切る」というか、相手を信用させるために心も体も投げ出す ヒロインがけなげ! それからラストまでの展開がまた切なくて、観終わって時間が経つほどに胸に迫って くるのだった。 中国の上流婦人たちの装いやセットが美しく、途中で出てくる日本の芸者や仲居がまた ちゃんとしていて素晴らしい。 日本の屏風の前に座るトニー…パンフに写真が載ってたら買ったかも。 158分は伊達じゃない。 おかげでポイントも貯まったし。 ちなみにヒロインがボスからもらった指輪はカルティエデザインのものみたい。 製作費用の1割くらい使ってたりして?! と思うくらい煌めいていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 15, 2008 12:06:22 AM
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