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テーマ:映画館で観た映画(8531)
カテゴリ:映画
新型インフルエンザの影響で
「不要不急の外出は避けるように」 と仕事先からお達しが出ているけど、映画館へ。 入り口に行列ができていて驚いた。 「インスタント沼」 三木聡監督渾身の(?)最新作。 「ジリ貧」OLの迷える奇想天外な日々。 チラシに「集大成」「最高傑作!!」の文字が躍り、麻生久美子ちゃんをダシに キュートさをかもし出しながら、実は「図鑑に載ってない虫」を上回るすんごい 展開だったらどうしよう…と思っていたら、意外とピュアでリリカルだった。 ふせえりもいい感じだし! いままでその魅力がイマイチよく分からなかった加瀬くんの、ふすま越しの声に キュンキュン…☆ 「ベルサイユの子」 お次はフランス映画。 ヴェルサイユ宮殿の森に住むホームレス男性が、母親に置き去りにされた子供の面倒を 見ることに。 さすがフランス、ホームレスな人たちも詩的な言葉で人生を語るね~。 子役の少年が「ポネット」以来の名演技を披露しているということだったのに、先に 「ミーシャ ホロコーストと狼」 とかいう映画の予告編を観てしまい、はぐれてしまった両親を探すという少女の すさまじい演技に圧倒されて、マックスくんがただの可愛い少年にしか見えなかった。 ま、私としては子役よりもこれが遺作になってしまったホームレス男性役の ギヨーム・ドパルデューのほうが気になってたんだけど。 親の七光りを脱して、やっとこれからというところだったのに残念。 もひとつ、オーレ・アッティカという女優さんを久しぶりに見られて嬉しかった。 「サム・サフィ」 という映画で、歯に星のシールを貼って、それを白いマニキュアを塗って隠したり、 ビニールの切れっぱしをガムテープでとめてスカートがわりにするようなハジけた ギャル(!)を演じていたのが17年前。 見る影もなく老けていたらどうしようと思っていたら、すっかり落ち着いた雰囲気 になっていてホッ。 外国人は老けようが激しいからね…。 さすがフランス映画、親に見離された子供を見守ってくれる人が見つかって ハッピーエンド、なわけはなく、含みのある結末に。 いろいろと考えさせられる(要するに後味悪い) 国民性の違いってヤツなんだろうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2009 01:15:23 AM
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