職場でいつも怒っている人がいる。
それが、ずーっと怒っている。
私は体育会系のサバサバした性格の為か、直接その人に
怒られることはあんまりないのだが
例え自分に対してじゃなくても、それをずーっと聞いていると
どんなに天気の良い日でも、何だか自分の気持ちが
ものすごく殺伐としてくる気がする。
怒られている人は、たいていいつも同じ人なのだが
その人も、相当ストレスがあるんだろう。
席を立つときに、かならずめちゃくちゃ重い
ため息をつくのである。もうくせになっているらしい。
ちょうど席を立って2,3歩あるいたころに「はぁぁー…」
とやるのだが、それがちょうどいつも
私の席の真後ろなのである…(笑)
しかし笑い事じゃない。これが、私の精神にまで
ものすごい悪影響をもたらしているのである。
人のため息って、ものすごい「負」のエネルギーが
吐き出されていると思うのだが、その人のため息なんか
もう本当に毒が入っているんじゃないかと思うくらい
ものすごいのだ。
よく、水に「ありがとう!」など肯定的な言葉をいうと
顕微鏡で見たときとてもきれいな結晶になるというが
その人の「ため息」を水槽に入れたら、金魚が死ぬんじゃないかと
いつも思っている。それくらいの毒がこもっている。
これを毎日何回も習慣的に聞かされると、ポジティブ思考を
心がける私でも、相当参る。
気がつくと、自分も情感こもったため息なんか
ついてたりして、「はっっ!!」としたりするのだ。
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ため息をつくと、幸せが逃げるというが
逃げてるのは本人の幸せだけじゃないぞ。
怒ってる人→怒られてる人→ため息→それを聞いた人
という、恐ろしい負の連鎖が、そこにできあがっている。
人間関係、どうせならプラスの気分の連鎖しようよー!
私も、人前であんまりため息はつかないように
したいものである。