ため息って、恐い
職場でいつも怒っている人がいる。それが、ずーっと怒っている。私は体育会系のサバサバした性格の為か、直接その人に怒られることはあんまりないのだが例え自分に対してじゃなくても、それをずーっと聞いているとどんなに天気の良い日でも、何だか自分の気持ちがものすごく殺伐としてくる気がする。怒られている人は、たいていいつも同じ人なのだがその人も、相当ストレスがあるんだろう。席を立つときに、かならずめちゃくちゃ重いため息をつくのである。もうくせになっているらしい。ちょうど席を立って2,3歩あるいたころに「はぁぁー…」とやるのだが、それがちょうどいつも私の席の真後ろなのである…(笑)しかし笑い事じゃない。これが、私の精神にまでものすごい悪影響をもたらしているのである。人のため息って、ものすごい「負」のエネルギーが吐き出されていると思うのだが、その人のため息なんかもう本当に毒が入っているんじゃないかと思うくらいものすごいのだ。よく、水に「ありがとう!」など肯定的な言葉をいうと顕微鏡で見たときとてもきれいな結晶になるというがその人の「ため息」を水槽に入れたら、金魚が死ぬんじゃないかといつも思っている。それくらいの毒がこもっている。これを毎日何回も習慣的に聞かされると、ポジティブ思考を心がける私でも、相当参る。気がつくと、自分も情感こもったため息なんかついてたりして、「はっっ!!」としたりするのだ。* * * * * * * * * * * * * * * * * * *ため息をつくと、幸せが逃げるというが逃げてるのは本人の幸せだけじゃないぞ。怒ってる人→怒られてる人→ため息→それを聞いた人という、恐ろしい負の連鎖が、そこにできあがっている。人間関係、どうせならプラスの気分の連鎖しようよー!私も、人前であんまりため息はつかないようにしたいものである。