ふぅぅ~、最近はもっぱら、7月23日に受ける
TOEICの勉強に精を出す、坂月でございます(^^ゞ
それだけじゃなく、毎日勉強したいことも、読みたい本も、
やりたいこともいっぱいあるのになぁ~、
時間が一日50時間くらい、ほしいところでございます(^^;)
しかししかし、それでも本は、ちびちびと読んでおります!
今日は、すごい本を読みましたので、それのご紹介だけ。
■そっか、これが、マーケティングってことなのか
マーケティングなんて聞くと、何だか大量にモノを生み出す時代に
大量に買わせるテクニック、なんて印象で、自分の人生に
今まで一度も交差してきませんでした。
でも、これは、本当にすばらしい本だと思った。
だってこの本には、"人間のこと"が、書いてあるんです。
「これ、知ってました?
集客に、お金はかからないのです。」 ~藤村正宏 著
この本の内容は、短い言葉じゃ、ちょっと説明しきれない。
けれど、ひとを魅了する『ノスタルジー』の話や、「お客さんの
心に届くコトバ」、入ってくるお客さんのイメージに合わせて、なんと
BGMをジャズにも変える、「一生忘れられない銭湯」の話など...
私はこの本から、「モノを売りつける」なんてことをさらに越えた
「究極の心理」そして「もてなし」を、学んだような気がしたのです。
マーケティングから少し話は外れるけれど、
"『色』で、ヒトの心に呼びかける"っていうくだりで、色と人の
意識について、書かれているんだけど、その中のこんな言葉が
私の心に刻まれた。
>>引用>>
「あるときね、精神的なわだかまりがぱーっと取れたときがあってね、
その翌日なんだよ。心がすーっとしたんだ。
人生って何だとかさ、自分はこの世に何の為に生れてきたんだとかさ。
こころにわだかまりがなくなるとね、頭に衝撃を与えるほど
色が鮮明に見えることがあるんだ。
逆にいうとね、怖い上司が、がみがみやっている職場の人なんか、
あの鮮明な色は見えていないんだろうなってことなんだ。
それからそのとき感じたのはね、そうだ、芸術家とかいう人は、
いつも色をあんなふうに鮮明に感じているんだってね。
だから、普通の生活をしてね、ストレスを充分感じている人はね、
色に関しては別世界に住んでいるのかも知れないんだ。」
それから、こう続く。
「ほら、どれだけ鮮明に感じるかなんてのは比較できないでしょう。
色が好きで関心を持っている人は、鮮明に見えない普通の人の
感じ方はわからないかも知れないんだ。
あなたも会社を辞めてさ、自由になって本当の自分の人生を
生き始めると色が鮮明だって驚くときがあるかも知れないってことを
覚えておいてね。」
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あぁ、本当に、そうだと思った。
私の世界は、本当の鮮明さを、映し出しているだろうか。
それとも、世界はまだ見たことがないほどに、もっと鮮やかで
美しくて、いつかそれを見ることができて、まるで生まれ変わったように
感動する日が来るのだろうか。