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カテゴリ:ふと考えたこと
このあいだ読んだ本に、こう書いてあった。 「優れた指導者とはより多くの生徒がいる者のことではなく より多くの指導者を生み出す者のことである」 なるほど… その通りだなぁ。 ずっと支えるのではなくて 相手が自分の足で、立って歩けるようになること。 それが、一番素敵な「教える」ということの意味なんだな。 それで私は 悩んでいる相手を支えなきゃ 自分が何かしなきゃ と思っていたのは、相手に対して 私自身も「害」のひとつになっちゃってたのかなぁ、と思った。 支えなきゃ、というのは その人に、あなたは一人では立てないでしょうと 無意識のメッセージを発信していたのかなぁ。 それで私は 「心配する」ことを、やめようかなぁ、と思った。 その代わりに 「あなたは大丈夫。あなたが自分の足で立てるということについて 私は心配していないよ」 という内側のメッセージを、発信しようかな、と思った。 心配していないのは無関心という意味ではなくて。 穏やかな信頼のまなざしをゆるやかに送る、という意味で。 で、私は何をするかというと 誰かをどうこうしたい、ということはやめて 私は、どう生きようかな、ということを考える。 自分の足で立って、幸せを感じて 生きられるかな。 そして、「あ、そうか。私もそうしよう」って、 見てる人が思うような。 見ている人が、自分の足で、立てるような、ね。 いつも変えられるのは、自分のことだけ。 外からの力で、人は変わることはなくて 内側で気づいたときにだけ、人は変わるから。 だからいつも、自分のことをやる。 それくらいシンプルなことなんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月05日 18時50分08秒
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