主人は生ものが嫌いで、当然お寿司も嫌いでした。私は好きな食べ物をあげろと言われればお寿司。そんな訳で時々自分の分だけ買ってきて食べるか、実家に帰った時にはお寿司を食べに行くなどしていましたが、それでもたいして不満という程のものでもありませんでした。
そんなうちの食生活にも早くも変化が訪れました。息子はちょっと固形物を食べられるようになるやすぐにお寿司好きに。新聞広告を見ては「お寿司食べたい!」と言い、イベントの時には「お寿司がいい!」となるので食べる機会がとても増え、回転寿司ぐらいなら主人も一緒に行くようになりました。
それから息子は大の温泉好き。何かというと「いつ温泉いくの?」とか「こんど温泉行こうね」という息子に主人がポツリ、「ママから何か言われてないか?」と言っていました。
確かに息子は私の要求を敏感に感じ取って何かを喋り、行動しているかのようですね。小さな背中を見つつ、お互い無意識ではあるけれど、私が息子に強い影響を与えているかもしれない事が、恐ろしいような愛しいような複雑な思いがしました。
スイ-ツ類ばかり作っていたフェルトの食べ物達。「お寿司作って!」と言う息子のリクエストに答えてしぶしぶとりかかりました。今の所、フェルト回転寿司かな?