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カテゴリ:TVドラマ
TBS「女系家族」が最終回を迎えて、昨日、初回が期待はずれ...(^^;)みたいな事を書きました。
その後、他の方の日記などを拝見して様々な意見に触れるたので、 私なりに感じたことを今日は書きたいと思います。 山崎作品は大きく分けると、 「大阪を舞台にした<船場もの>」と「<社会性のある>問題作」の2つに、分かれます。 <船場もの>の代表作品・・・「花のれん」「女系家族」など <社会性ある作品>は大別すると2つあります。 ・企業(組織)の内幕を暴いた作品 ・・・「白い巨塔」「仮装集団」「華麗なる一族」「沈まぬ太陽」など ・戦争3部作といわれる国際性豊かな作品 ・・・「二つの祖国」「不毛地帯」「大地の子」など 上記のような、山崎作品が代表作品とされています。 そして、山崎作品が<社会性>を大きく問う作品に転向したのが、 皆さんがよくご存知の「白い巨塔」からです。 これ以降、山崎作品は「社会性のテーマ」を問う作品を、 次々に発表しています。 だから「女系家族」のドラマ化が発表された時、 私は「社会性を問うような作品」を期待していませんでした。 どちらかというと「昼ドラ」にありがちのドロドロした作品で、 主人公たちが「強く逞しく生きていく」みたいな内容を期待していました。 大筋のドラマ展開は「予想どおり」でしたが、 やはり文乃にもう少し「押しの強さ」が欲しかったです。 ドラマの最終回で、矢島家本宅の乗り込んだシーンがありましたが、 あの場面では、もっと「丁々発止」の緊張感が欲しかったです。 その緊張感がないのでラストシーンが、 なんとなく生きてこなかったと私は思っています。(残念) 山崎作品は、ドラマ向きが多く「登場人物設定」が非常によく出来ています。 そのためドラマ化されるとなると、 出演俳優の方々の「力量」が問われることになると今回は特に感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 17, 2005 02:11:54 PM
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