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January 26, 2006
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カテゴリ:時代劇
最近、ちょっとTV時代劇に懐古している私...(^^;A)
私の中学~大学生時代、TV時代劇といえば、
里見浩太朗主演の「松平右近事件帳」「長七郎江戸日記(シリーズ1・2)」はかかさず観ていました。
他には高橋英樹主演の「遠山の金さん(シリーズ1・2)」も観ていました。
(当時は家にビデオもなくタイムリーに観るのが唯一の楽しみ)
当時の私にとって時代劇はストーリーを「楽しむ」というより、
長七郎なら「完璧なきめ台詞」に「華麗な二刀流の殺陣」、
金さんなら「遊び人」と「お奉行」の二面性を楽しんでいました。
つまり時代劇特有の派手な「形式美」に惹きつけられていたと思います。
しかし会社に就職して忙しい日々を過ごしているうちに、
TVをゆっくり観る時間も無くいつの間にか「ニュース」程度になりました。
昨年、古いビデオが故障しHDD付きVTR・DVDレコーダーを購入したことで
TV(ケーブル含む)録画が効率的にできる様になりました。
そこで最近幾つかの時代劇作品を録画しています。

DVD録画の一つに「八百八町夢日記(シリーズ・1)」があります。
この作品は1989年~1990年にかけて放送されています。
当時の私はちょうど会社に就職する時期だったこともあり、
今日まで「よい評判」を聞きながら一度も観ることなくきた作品でした。
放送から16年も経過した作品ですが、
さすが里見浩太朗さんが日テレで「長七郎江戸日記」を2シリーズ、
TBSで「江戸を斬る」という一番全盛時期を受けての作品です。

「八百八町夢日記(シリーズ・1)」の見所は、
里見浩太朗さんの「変装姿」と「キメ台詞に、<夢>と書かれた華麗な鉄扇投げ」でしょうか...
今までの私だったら文句なしに「この見所」だけでお気に入りの◎です。
しかし初回から13話まで観て思ったのは「1話完結」なのに、
レギュラー陣の人物たちの「絆」が現在進行形で深まるようになっていて
観ていて「本当に良質な作品」だと感じるようになりました。
特に榊原の密偵として風間杜夫演じる「ねずみ小僧次郎吉」もこの作品の魅力の一つだと思います。
(奉行・榊原と対になり「一蓮托生」な活躍ぶりです。)

ところで、1月24日(火)放送の13話「幻の旅路」は、
作品中に流れる音楽のせいもあるかもしれませんが「特に感動的」な作品だと思いました。
里見演じる榊原主計頭忠之が評定所でみせた「奉行としての貫禄」には脱帽です!
これだけ貫禄ある「お奉行様」はもう観れないと正直に思いました。

最近、時代劇ブーム?!な兆しが見え隠れしている気がしますが、
やはり子供時代に里見浩太朗さんをはじめとした
高橋英樹、松方弘樹、杉良太郎等といった方々の「派手な殺陣」に慣れてしまい、
正直、最近の時代劇の殺陣の<迫力無さ>にガッカリ...(^^;A)
十何年ぶりかで、最近の「水戸黄門(35部)」もDVDでチェックしましたが、
「う~ん、ちょっと立ち回りが...マンガチック的でねぇ...。」
馴染むのにもう少し時間がかかりそうです。
















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Last updated  January 26, 2006 06:10:40 PM
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