里見浩太朗の時代劇
しばらくぶりの日記更新。最近、TV時代劇の再放送は里見浩太朗さんの作品が多い。東京・埼玉地区は、テレ東京が7/3から「闇を斬る!大江戸犯科帳」、TBSが里見助さんの「水戸黄門」となっている。7月下旬からは里見黄門の「水戸黄門」第36部がスタートする。里見浩太朗さんももう70歳?だと思いますが、あいかわらず元気な姿が観れるのはいいですね。今年に入って私自身も里見浩太朗さんのTV時代劇を「地上波」、「ケーブルTV」と両方で観る機会が非常に多いです。(;^_^Aもともと里見さんの時代劇ファンなので再放送でも嬉しいものです。しかし作品によっては好きになれないものもあります。(;^_^A里見作品のTV時代劇は1982年放送の「松平右近事件帳」以来、およそ10年間、TBS「水戸黄門」、「江戸を斬る」を除いては日テレで活躍しています。一番の当たり役は「長七郎江戸日記」の松平長七郎役でしょう。。。。テレ朝の「長七郎天下ご免!」を含めると、1980年代は里見さんにとっては松平長七郎役のイメージが定着した年代でもあります。日テレ作品の中で特に、「松平右近事件帳」、「長七郎江戸日記(シリーズ1・2)」、「八百八町夢日記(シリーズ1)」はいい作品だと思っています。(^-^)私自身も、この頃は夢中になってTVを観ていたものです。一方、里見主演作として日テレ最後の作品「闇を斬る!大江戸犯科帳」は...ちょっと内容が暗すぎ(重すぎ)て、里見作品の中ではハズレの部類ではないかと思います。作品内容自体ははけっして悪くないと思いますが、どうも役が最後までピタリとはまらない感じがして私は好きではありません。今回のテレ東京の再放送を観ていてもその感想は変わりませんでした。(再放送)テレ東京では最終回スペシャルを放送しないと思いますけど、「闇を斬る!大江戸犯科帳」ラストの別れのシーン、悲しい中にも、「武士の散りぎわの美しさ」を里見さんが上手く表現しているところはさすがだと思いました。ただ惜しいことに里見さんの貫禄がありすぎで役柄に少し無理が?と感じて最後まで違和感は拭えませんでした。それに、この作品の立ち回りにしても迫力はまだまだありますが、「体の動き」には、もう限界があるなぁとも感じました。おそらく「松平右近事件帳」か「八百八町夢日記(シリーズ1)」あたりでやれば、役柄もピッタリしてかなりよくできた作品になったのではないかと私は思っています。かつて私の父が「八百八町夢日記(シリーズ2)」を一緒に観た時、「里見浩太朗の華麗な殺陣もこの作品が最後かなぁ。。。。」と、つぶやいていたことをいまさらながら思い出します。( -_-)現在は黄門さまをやっておられますが、私にとって「長七郎」の頃のイメージが強く、なかなか里見黄門のイメージが出てこない。。。と、テレ東京の再放送や時代劇専門チャンネルの放送を観てふと感じました。