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テーマ:今日のコーヒー(5137)
カテゴリ:コーヒー教室
珈琲にもビンテージものはあって、
それを「オールドビーンズ」なんて呼ぶわけです。 オールドビーンズは収穫されてから3年以上経っているものを指します。 アルトでも極少量ですがマニア用として販売していたもので、 今はもう完売してしまいました。 まだ感想を送ってくれてない方、 これを見て思い出しらぜひ教えてください^^ さて、オールドビーンズに関しては、 いろいろと自分なりに気になることを、 実験的に試していました。 実際、オールドビーンズは本当に良いのか? との議論もあるわけです。 まぁそんな議論はどうでもいいですが、 実際自分で試してみないことには真相はわかりません。 誰かが良いといっただけで信じられるほとの純粋さは、 今の僕には無くなってしまったので(笑) 結果的にどうだったかと言えば、 やっぱりオールドビーンズの中には、 良い物もあったんだろうなと思います。 ただ枯れてしまったものも少なくなかったでしょうが。 これの原因には、 どんな方法で時間経過しているのか(素材の良し悪し)、 どんな焙煎方法にしたのか(調理方法)、 どんな淹れ方をされたのか(これも調理方法)、 が必ず関係してきます。 この過程を経て、飲める珈琲液ができるわけですからね。 素材が良くても、調理方法が悪ければ、 おいしいものもできないのは料理と同じです。 で、オールドビーンズのこれまでの傾向で考えると、 どうしても生豆に対して臭いが付いてしまうように思います。 (これまで8,9個のオールドビーンズでしか試してないですが、、汗) この臭いの部分を良しとして、 焙煎時の排気をどうするのかというのが、 オールドビーンズを楽しく味わう、 一つのポイントになるような気がします。 焙煎時に抜け切れなかった臭いを、 淹れ方部分でどうカバーするのかも、 やはり大切になってくるわけですね。 (臭いを抜くのか残すのかは、どんな味にしたいのかよっても変わります) それにしても、 オールドを作るのに何年も寝かせないといけないので、 実験を繰り返すこと自体が少なくて、 きちんとしたデータを取ること自体が難しいですが、 仕事というより趣味に近いこういう楽しみがあるというのも、 この仕事の楽しみであります。 一人悶々と考えるのも結構好き^^ 人生を変えた珈琲の世界 上海アルトコーヒーの珈琲豆が日本で購入できるようになりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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