読書すき?きらい?
去年、新聞の読者の声の欄にちょっと気になる投稿があった。・・子供の高校受験をひかえ入塾の面接の時お母さん自身は読書の習慣はなかったんですか?ってたずねられました。子供の国語力の弱さが私の生活習慣に起因するような配慮の欠けた言葉を頂きました。・・・この投稿をした方は子供の頃母親が読書家で片時も本を離さず家事一切を子供に割り振り父親が何かしら用を口にするたび子供たちにさせてと自分は読書にふけるのでそのことで両親が夫婦喧嘩となりいつも言葉で負けているその父親は子供達が本を読むと「お前たちまで智恵づき口達者になって俺のことをバカにしたいのか」と読書を嫌ったんですって。・・本を読みたくても読めない人もいる。やりたいことができる環境で育った人は、できない環境の人に「なぜ」を投げかけます。本人の努力以上に周囲の大人の影響がいかに重要なことか皆さん気づいていますか。と結ばれていました。活字大好きな私としてはこのお母さんの気持ちもわかるけれどでもやはり家庭の中で主婦がする行為としてはかなり過激な姿ですよね。本を読むことはいろんな人の人生をともに生きることができる(想像力ゆたかにすればね)とてもお得なことだと私は思っているのでこんな形で子供たちの可能性というか考え方が左右されてしまったことはとても残念でこの投稿を読んだあとしばらくもやもやした気分になりました。考えてみれば環境ってかなり影響しますね。我が家は両親が読書家とまでいかなくてもまあ本は好きだったようで二人が読んだ本の話を聞いて読みたいと思って次つぎ本を読んでましたね。それと、小学校の低学年のとき病気でしばらく寝てたことがあったんですが子供なので絶対安静が辛くて起き出したいのを我慢するのに本を読むしかてだてがなかったのです。元気になって学校に行けるようなってからも3年間は体育の授業は見学だったし日々の生活のなかでも運動の制限があったから外で遊ぶことができなかったので本を読むことがとても楽しみだったしいい暇つぶしになってましたね。