画像の料理をどこのレストランで提供しているかの正解が出ましたので,その他の料理と感想を。。。
食材の仕入れが難しそうな軽井沢という場所で,本格的なフレンチを提供するというブレストンコート ユカワタン(湯川で過ごす時間)。ボキューズドール2013で総合3位,魚部門で1位を獲得したと鳴物の浜田統之チーフ。期待と疑いと,二つの気持ちが混じっての訪問でした。
ブレストンコートから,イルミネーションで飾られた庭を歩き,レストランの入り口に向かうと,お出迎え。こじんまりした玄関から中に入ると,素敵な空間が広がりました。こんな閑散期に来たのに,窓側のテーブルはほぼ満席。
フロアには十分な人数のスタッフが,きめ細やかに動いています。それぞれのお客の会話や要望に合わせて,見事に対応しています。型にはまらない接客で,ユカワタンの中で自分のお店を構えているように,自分の個性を活かしています。フランス料理のメニューは,他の料理に比べると,分かりにくい。歴史的背景を知らないと,理解できない書き方だったりしますが,ここのメニューはシンプル。素材のみ記載されていました。面白いですね。
▲猪
▲冷たい品の石は冷たく,温かい品の石は温かく。
▲佐久鯉と湯葉
▲岩魚燻製
▲猪のコンソメ
料理は,見た目に和食を連想させ,食材も和食を感じさせました(日本の食材ですからね)。しかし,ベースとなる出汁が「洋」なので,フランス料理かな。魚は淡水魚のみで,鮮度の良い品が手に入らない海水魚を使わない「こだわり」が凄いですね。鱒も鯉もチョウザも,嫌な臭みがまったくありませんでした。
▲雪鱒
厨房では,コックさんが焼き鳥の串のような調理道具を使って,料理の盛り付けしているそうですね。器用で,繊細な飾り付けです。いったい何人のコックさんが厨房で頑張っているのでしょう? カボチャのスープは,きめ細かく裏ごしされ,少なくとも3回やっているかな? 猪のコンソメは,鶏がベース。旨い!パンで包み焼した黒毛和種フィレ肉も,火の入り具合が丁度良い。これは何度も何度も試行錯誤されているのだろうなと連想させます。肉の大きさ,形や肉質は,毎回異なるし,パン生地の厚さによっても焼き具合が変わってしまう。ローストビーフを焼くときのように,中心温度を計測しているのかな?デザートは野鳥のお家みたいに可愛い飾り。
▲チーズ(バッカス)
ジュニパー・ピーク農園のブルーマウンテンとサン・セバスティアン農園のグァテマラのブレンド珈琲は,水出しコーヒーかと間違える雑味のない風味。
すべての点で,満足して,帰りました。御馳走さま,そして,ありがとうございました。「再訪したいね」とかみさんと話が弾みました。
【お店情報】
ブレストンコート ユカワタン
住所 長野県北佐久郡軽井沢町星野 ホテルブレストンコート敷地内
電話 0267-46-6200
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