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カテゴリ:観光情報【伊豆:通年】
今回、伊豆高原観光オフィス(IKO)の紹介で、「一般社団法人ひかり」の代表理事 生田氏のワークショップ「草木染体験」に参加させていただきました。 代表理事から、ワークショップの主眼、草木染の基本や歴史、染色作業などについて、ご説明いただきました。このワークショップでは、代表理事が草木染に出会って「驚いたことや楽しかったこと」を参加者に伝えてたいということです。 使用する染料の原料は、伊豆で採取できる植物などです。伝統的な草木染の染料には薬効があり、【服薬】【外服】【内服】という言葉が残されています。 草木染の色は、300種(一説には3,000種)あると言われています。平安時代には「十二単衣」を女性が纏っています。昔は、重ね色の様々なパターンに「葡萄の重ね」などの名称が付けられていて、現代人よりも色に敏感だったのかもしれません。 今回使用した【染料】は、以下の3種類です。 ・やまもも(黄色) ・矢車附子(やしゃぶし、グレー) ・梅(くすんだピンク) 染料の色を発色させ、落ちないように固定させるための【媒染液】は、ミョウバン溶解液(アルミ)とお歯黒の液(鉄)を使いました。 染める布地は、【和さらし】を使います。 「洋さらし」は生産効率を追求するために張力や熱を加えて、約40~80分間の行程でさらすのに対して、「和さらし」は綿繊維にストレスを加えず、自然のままの状態で4日間ゆっくりさらすため、繊維がダメージを受けることなく、繊維の断面が丸く、ふんわりとした肌触りに仕上がります。 【手順】 手順は、大略以下のとおりです。 1)ビー玉、割り箸、輪ゴム、板片などを利用して、生地に絞りを入れます。 2)生地を水に浸し、絞る(染料が均一に染まる準備) 3)染料液に浸す(2,3分すすぐ感じ) 4)水で良く洗う 5)媒染液に浸す(「みょうばん液」もしくは「おはぐろの液」) 6)水で良く洗う 7)染料液に浸す(2回目) 8)水で良く洗う 9)媒染液に浸す(2回目) 10)水で良く洗う 11)染料液に浸す(3回目) 12)水で良く洗う 【施設情報】 HIKARI village ■住所 静岡県伊東市川奈1261-174 ■電話 070-1463-7867 ■営業時間 11:00~16:00 ■定休日 日曜日、お盆、年末年始 ■駐車場 あり(無料) 宿泊のご予約はこちらからお願いします♪ ▼ ▼ ▼ こちらの応援もよろしくお願いします! ▼ ▼ ▼ フェイスブック,ツイッター,インスタのフォローもよろしくお願いします。 ▼ ▼ ▼ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.23 07:44:33
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