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カテゴリ:思うこと
4月14日・15日は春の高山祭がありました。これは通称で、いくつかの神社がこのときにお祭りをします。その中でも屋台と呼ばれる山車が出て有名なのが私どもの山王祭【さんのうまつり】です。 今年は桜が間に合い大変きれいだったのですが、残念ながら14日はあいにくの雨で、行列も夜祭も中止となりました15日は予定通りできました。 山王祭を執り行うのは氏子の屋台組と神輿組で、屋台組は15年に1回、神輿組は11年に1回祭りの執行役が回ってきます。この役を宮本【みやもと】といいます。 15年ぶりにいきなり宮本ができるはずもないので、3年前からまず準加役【じゅんかやく】として役に入り、翌年加役【かやく】となり、3年目に宮本となるのです。 今年私どもの屋台組が準加役となりました。私どもは名ばかりの屋台組で現在は屋台を持っておりません。組も小さく宮本という大役を受けるのは大変なのですが、こればかりはお互い様なのでそんなことは言っていられません。 私も今年度は祭のご巡幸【祭り行列】を取りまとめる締方【しまりかた】という役をいただきやらせていただきました。 昨年暮れから何度も会議を開き準備をしてきて、宮本の苦労がよくわかったのでどうか当日は晴れて欲しいと祈るような気持ちでした。 ですが、残念ながら初日は雨。だいたいこのお祭りは昔から一日は雨が降ると言われているのです。 で、思ったこと。どんなに一生懸命準備して心がけをよくしても降るものは降る。 でそのとき感じたのは、「雨もまたよし」ということ。 雨にたたられることが多いこの時期にずっと同じ日程でやり続けているということはきっとそういうことなのだと思います。 祭りの役をやることで、祭りに一層の愛着がわいてきました。 ※写真はNさんからいただきました。ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月23日 08時03分50秒
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