テーマ:政治について(19982)
カテゴリ:医療問題について
旧保険証も4月中は有効・後期高齢者医療制度巡り救済策
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080410AT3S0901109042008.html 厚生労働省は4月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)を巡って、新しい保険証が本人の手元に届かないケースが相次いでいる事態への対応に乗り出す。旧保険証も4月中は使用可能にするよう、近く全国の病院・診療所に通知を出し、新保険証を持っていない高齢者も原則1割の自己負担で受診できるようにする。制度を運営する各都道府県の広域連合には9日、保険証の再送などの措置を速やかに実施するよう指示した。 75歳以上の約1300万人の高齢者は1日、これまで加入していた国民健康保険などを脱退して新しい医療制度に移った。市町村は3月中に新しい保険証を高齢者の自宅に郵送したが、転居や不在で届かなかったり、誤って捨ててしまったりして、入手していない高齢者は全国で数十万人いるとみられている。 冗談ですか?この記事? 立法と行政の不手際を、厚生労働省の準備不足を全国医療機関の窓口に押し付けるつもりでしょうか? 医療機関に対処する様に「通知」なんですって! えっ「通知」! 我々医療機関は厚生労働省の出先機関ですか? 耳を疑います! 今月に入ってから 後期高齢者の問い合わせで区役所は老人からの保険料やなんやらの問い合わせで大騒ぎです。 保険証をもって来なかった老人のために資格確認を善意でしている我々医療機関窓口からの電話も(一般市民からの電話により)全つながらない。 4月に入ってから区役所の保険係に我が医院から一度も電話がつながりません! 高齢者救済という精神は十分理解します。それにケチをつけるつもりはありません。現に、受付では困難な資格確認を一生懸命やっています。 しかし、我々の保険請求コンピューターは4月の新保険に対応しバージョンアップしてとっくに旧保険証の入力は受け付けませんよ! 問題もいっぱいです。 4月から3割になった人の対応は? 社保から後期高齢者になった場合はどうなるんでしょう?健保組合が保障するのですか? 方策が間違っていませんか? 現実的にやるなら『資格の年齢であれば医療機関の受付では1割支払いで処理する。残り9割は国が責任を持って医療機関に支払うから医療機関も協力してください』でしょ。 そのうち、患者さんも「新しい保険証持ってこなくても古いやつで大丈夫と言われた」「運転免許証でも大丈夫」なんて受付で言いはじめますよ! 厚生労働省対応が本当に行き当たりばったりです。 開業医は ぶちきれ寸前です! 国民への不手際に対する謝罪と関係者の責任の糾明はどこに行ったのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.11 19:40:19
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