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カテゴリ:ぼやき
尖閣諸島沖での中国漁船の日本の海上保安庁の巡視艇に対する体 当たり事件のビデオ流出、ここ数日のマスコミの報道はビデオの流 出の犯人探し、を大々的に報道、ここで使われている国民の知る権 利、国民が本当に知りたいことはなんだろうと考えた時に、この事 件の映像だろうか、この映像をユーチューブへ流した人は誰か、こ んな事ではないと思う、尖閣諸島だけではなく、竹島に関しても、 日本国政府は、「日本固有の国土」、とは言う、「何故、日本の固 有の領土かという説明が要らないほど日本固有の領土」、という意 味のようである、日本の教育レベルは世界で有数の高さである、こ んな説明で納得する人いるはずがないのである、ただ悲しい事に、 日本の義務教育の現場において、尖閣諸島、竹島について、それだ けではなく領土問題、日本国の領土の意識、これらを学ぶ事がなく、 しかもこれらの問題は非常にデリケートな問題だから教育の現場に ふさわしくない、教育の現場で教えないことさえ正当化されている、 だからこそこういう事件が起きた時に、マスコミが領土問題の真実 と、中国と双方が主権を主張する尖閣諸島、韓国と双方が主権を主 張する竹島、双方の言い分を公正に伝えるべきであって、中国のイ ンターネットなどの書き込みで、「日本がごちゃごちゃ言うのなら 武力で奪え」、こういう書き込みもあるようで、実際に中国海軍の 戦艦が尖閣諸島を占領すれば、日本の海上自衛隊は自国領土の自衛 のために自衛権を行使できるのか、本来なら国会で取り上げるべき 問題であるが、与野党の国会議員の大きな関心は次の選挙の当落だ けである、不毛の議論しかなされていない、こういうときにこそマ スコミは、この事件の根底にある問題を提起し、その真実を国民に 知らせる義務がある。 今から20年ほど前に韓国バーで遊んでいた時の、その店のマネ ージャー、長崎の大学に留学、1年間休学して京都でアルバイト、 すらっと背が高く、男前で、言葉使いも丁寧で、ホテル関係の仕事 を志望、店がヒマな時には席へ呼んで、お酒を飲ませて、韓国の話 や、聞かれると京都の話などをしていて、ある時に竹島の話になっ た、「お客さんまで竹島は日本の領土というのですか?」、厳しい 表情になって、「日本がこの小さな島の存在を知る前からこの島は 韓国の島で、日本は韓国からいろんなものまで奪って、この島まで 奪おうとしている」、悔しい事に、その当時は日本と韓国が領有権 を争っている島程度の事しか知らなかった、彼のいう事にどう反論 して良いのか分からなく、「君はこの島のことをどこで習い、どう して知った」、「みんな学校で習う事で、この島について僕だけが 詳しく知っている事ではない」、こんな事は韓国では常識的な事だ という、結構オレは執念深くて、しつこいタチだから、反論が出来 なかった事が悔しくて、オレなりに、この竹島の事を調べてみた、 韓国の古い地図に、日本海に幾つかの点がある、その古い地図の点 がこの竹島だという、方角や、距離からいって、昔の時代の地図と はいえ、この地図に韓国の呼び名の独島という表記があるわけでも なく、この竹島が韓国の領土という主張には疑問点があり、しかも その後韓国は離島においては税の徴収が非常に困難を極めるために、 また島民の生命財産を守るのが困難なために、離島への居住を禁止 する国策を長くとった、船や航海術が未発達のために、長い間、日 本海に浮かぶ孤島に過ぎなかった、江戸時代に入って島根の漁師が 遭難してこの島に漂着をし、幕府にこの島への渡航許可を願い、漁 の中継基地として利用するようになった、そして、1905年、明 治政府は竹島を島根県に編入し国際法的にも日本の領土になった、 しかし日本の敗戦後、GHQは竹島を沖縄や小笠原諸島と同様に、 日本の行政権から外し、これを口実に1952年1月18日、李承 晩(イ・スンマン)韓国初代大統領は海洋主権の宣言ライン、いわ ゆる、「李承晩ライン」、を設け、韓国は竹島周辺海域の水産資源 を得る事になり、これが日韓の竹島問題の始まりである、という事 を知って、その彼に、「以前君と話をした竹島のことについて」、 と切り出すと、少なからず、身構えるように、挑戦的な態度になる。 こういう領土問題は、「第三者にゆだねての決着は?」、すると、 「これは第三者ぬゆだねる問題ではない」、その後は、「独島は韓 国の領土」、と主張するのみ、「この問題はどうすれば解決する? 」、「日本が韓国の領土と認めない限りは解決しない」、「君は日 本が竹島を自国の領土と主張する根拠を知っていたか?」、「そん な事は知らない」、「世界のあちこちで領土問題というのは存在す る、これを解決するにはどうすれば?」、「独島は領土問題ではな い」、「もうやめよう」、とこの議論は中断ではなく、中止した、 両国が固有の領土と主張しあえば、100年後でも解決しない、こ の島を共同統治をして、争いの島から、友好の島へと帰る事は、と 言おうとしたが辞めにした。 この時に思ったことだが、韓国でのこの島に関する教育は決して 正しいとは思わないが、日本の教育の現場に於いても、国会議員に 於いても、「竹島は日本の固有の領土とは言うが」、それ以上は、 デリケートな問題なので、と言う理由で、それ以上の説明もなけれ ば、議論さえもなされない、これが正しいのかと言うと、決して韓 国のようにとは思わないが、日本の教育の現場においても、第三者 的に見て公平で、公平な事実を教える必要があるように思う、しか し、その後20年が経過するが、韓国は一方的に自国の領土である という既成事実を積み重ねて来ているが、両国でこの島が論争にな る時、「竹島は日本固有の領土である」、と言うだけである、今回 の尖閣諸島の事件が発生以後、マスコミはワイドショー的に取り上 げはするが、この尖閣諸島、竹島、この2つとは事情が違うが、北 方4島の問題に横たわる、領土問題と、日本の領土について、それ と国会議員は、日本固有の領土と言うが、ならばここで紛争が起き た時には、それは紛争ではなく、侵略であり、この侵略に対して日 本の自衛隊は日本の領土防衛のために自衛権を行使は可能か、この あたりを議論、議論する切っ掛けを作る事がマスコミに課せられた 義務のような気がする、マスコミの怠慢のような気がする。 ■「今日の言葉」■ 「 親の恩に気づいた時から 新たな人生が開けてくる 」 (自然社・平成22年・新生活標語より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2010 09:35:01 PM
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