オレのauの携帯電話の四方山話。
今日は貧乏話、といっても一家心中や、首をくくろうかなというほどの切羽詰った話ではない、機械の発達やコンピュターの発達の今だから起きたような話です、こういうものの発達は人間の幸せにとってプラスになるように開発されたはずである、しかし、こんな機械が発達しなかった時代、人間が処理をしていた時代にはいとも簡単に処理の出来ていた事が、機械やコンピューターがそれに取って代わると恐ろしいほど融通の利かない事になる、「貧乏はするものではない、味わうものだ」、と強がりを言っているが、慣れてはいけないと思いながらも、少々慣れ親しんできている自分がある、約10年程前までは、銀行口座からに自動引き落としが当たり前のように出来ていた、これは収入があり、お金が多く有ったゆえの事である、それが常識でもあると思っていたが、最近ではいつの間にか自動引き落としが出来ないのはオレからすれば常識である、すると再引き落とし日が指定される、その日までに銀行口座に引き落とし金額の準備をお願いしますと来る、準備をしたいのは山々なれど、それが出来ない、そして請求書が送られてくる、その請求書も、期日までに支払いが出来ないと利用を取り消しマス、と書かれているとこれはどうやら最後通告に近い請求書、ここでそれの利用がストップされるのはまずい、こういう請求書が来ると支払いの優先順位の高い請求書、Aランク請求書となる、期日までに支払いがない場合はその利用の云々の書かれていない請求書はBランク請求書となる、当方の懐具合と睨み合わせて、支払うのはAランクの請求書のみである。 auの携帯電話を使用、銀行の口座引き落としだが、永らく口座引き落としを出来ていない、請求書が来る、期日まで振込みがない場合、携帯電話の利用が出来なくなります、と書かれた請求書が来る、だからここ数年間、毎月19日から25日までは、「この電話は、お客様のご都合により利用できなくなっています」、という事で通信機能のない携帯電話になり、カメラ、ビデオ、目覚まし時計の道具になる、だからこの間には固定電話かPCのアドレスに連絡という事になる、1年程前から給料明細は携帯電話のメールアドレスに来るようになっているが、丁度給料明細が送信される時期にエラー、だから相変わらず紙の給料明細が送られてくる、そのauの携帯電話で、まさしく、「貧すればどんす」、をしてしまった、9月分の支払いが出来ないので、例の如く10月19日から携帯電話の通話がストップ、10月25日は給料振込み日、銀行から引き出すと、いつもの事なので振込用紙を持参していて、さっ先にコンビニへ、9月分の携帯電話料金を支払い、この時、いつもは前月の携帯電話の使用料の支払いの時には60数円の手数料がつくのに、それがなかった、この時に気付けばよかったのだが、「まあ、いいっかぁ」、レジのタッチパネルの確認ボタンを押して支払いを済ませた、早ければ30分、遅くても1時間以内に電話が通じるようになる、2時間後くらいに電話をかけようとするとまだつながらない、4時間経っても同じ事、そして家に戻ると、KDDIから本日中に開封してくださいという請求書が来ている、9月分請求金額、8、968円也、あれっ、先ほど支払った金額とは少し金額がちがう、そこで先ほどのコンビニで支払った領収書を見てみる、金額は、8、960円、そして、ようく両方を見比べてみると先ほどコンビニで支払ったのは10月分の請求金額、手元に残っている請求者は9月分の請求書、仕舞ったァ、9月分の請求金額を支払うところを10月分の請求金額を支払ってしまった、この時は、明日に家の近くのauショップへ行って差額の8円を支払えば、それで電話はつながると、誠に楽観的に考えていた。 朝から持病の不整脈の定期検診、昨日に比べて急に寒くなり、風の強い中をマウンテンバイクで出かけて、最近では定期健診でも予約制、予約制になって短い時間で検診が終わるのかというと、そうでもない、何のための予約制、苛々、診察室から呼ばれて、「お変わりないですか?」、「ないです」、これでおおむね診察は終了、血圧を測る、不整脈の場合は機械式血圧計だと、正確な血圧が測れない、聴診器で脈の音を聞き、正常に心臓が脈打っているタイミングで血圧を測る、上が160、下が90、「今朝の寒さのセイでしょうかね、血圧が高いです」、「寒さのセイじゃないですよ、長時間の診察待ちのセイです」、「ストレスはタバコの次に健康に悪いですよ」、「じゃあ、酒と女は?」、「それも、ほどほどに」、「薬の処方箋、ジャネリック可、でよろしく」、「ハイわかりました、お大事に」、これを約30年間、毎月一度、「アア、次回は心臓のエコーを見ましょう」、患者と医者の関係、真面目め男と性悪女の関係に似ている、こんな風に思うのはオレだけか、12時半に、時雨れる中をマウンテンバイクに乗って、薬局へ、処方箋だけを預けて、「夕方に薬をとりにきます」、次にauショップへ、「1週間ほど携帯を止められていて、昨日コンビニで支払いを済ませたが、9月分を支払いさえすれば携帯がつながるのだが、10月分を支払ってしまったので携帯がつながらない、9月分と10月分の差額が8円、何とかならないか」、と事情を話すと、「ここではその件に関して何も出来ません、サービスセンターへ電話をしてください」、「サービスセンターへ電話をせえ、オネーちゃん自分でサービスセンター電話をしことがあるか、なかなか電話が繋がらへんし、繋がったと思ったら自動音声で、オレから言わせたら、あれは不サービスセンターや、ごちゃごちゃいうのやったら、解約の書類を出してくれ」、少し慌てた窓口のオネーちゃん、「電話をかけますから、お話をしてください」、「外の灰皿のところでタバコを吸ってるから、話が出来るようにったら合図をしてくれ」、気分を落ち着かせようと普段よりもユックリと深く煙を吸い込んで、1本が吸い終わってもまだ合図がこない、今までな確実にもう1本に火をつけるところだが、10月1日のタバコの大幅値上げ以降はタバコを吸う本数を半分に減らしている、2本目は吸わずに店の中に入る、イスに座ると電話が繋がりました、そこでもう一度先ほどと同じ説明をする、「今お使いの携帯電話の情報を確認のために電話番号とフルネームをお願いします」、電話番号と名前を告げると、眼の前の端末にオレの電話のデーターの画面がでているのだろう、「本人確認のために信号音の後でシャープと4桁の暗証番号を押してください」、シャープと暗証番号を押すと、「本人の確認が出来ました、9月分の請求金額をお支払いください、直ぐに電話を使えるようになります」、「あほかァー、それが出来るくらいならこんなところへこないで、コンビニで支払いを済ませている、その金がないからここへ来ている、その状況は分るか」、「ハイ、分ります、ではどうすれば」、「auの電話を10年以上使っている、支払った10月分を9月分と差し替えか、差額の8円が要るのやったら直ぐに振り込むから」、「ちょっとお待ちください、上司と相談します、そのままお待ちください」、「お待たせしました、申し訳ございませんが、それは出来かねます」、「わかった、それやったらこれからオレの口座番号言うから、その口座へ支払った10月分を一旦戻してくれ、そうしたらあらためて9月分をコンビニで支払うから」、「少しお待ちください、上司に相談します」、「お待たせしました、誠に申し訳ございませんが、それは出来かねます」、「9月分の支払いができるの次の給料日、11月25日、それまで携帯電話が使えない、そこを何とかしてくれというこちらの事情が分らんのか」、「少しお待ちください、上司と相談します」、「お待たせしました、誠に申し訳ございませんが、携帯電話を使うためには9月分を支払っていただかなければなりません」、「さっきから上司と相談、上司と相談いうてるけど、ちかくに居るんやったら、その上司に変わってくれ」、「誠に申し訳ございませんが、それは出来かねます」、「人間がやっている普通の商売やったら、こんな事が起きたらチョコチョコと訂正したら出来るはずやろう、化け物みたいなコンピューターやから出来ひんのやろう、さっきから上司と相談、誠に申し訳ございませんがというばかりで、人間と喋っているモンやと思っていたら、ロボットかいな」、「私は人間です」、「わかった、今日のブログのねたが出来た、ありがとう、お元気で」。■「今日の言葉」■ 「 物を大切にする暮らしの中に 心豊かな生活がある 」 (自然社・平成22年・新生活標語より)