今日の午前11時から正午まで、町内の告別式の受付をしてました。
町会長を引き受けるに於いて、様々な会合、毎月のシフトは前月の20日頃に組む、偏屈というか、頑固というか、一度組んだシフトを変更するということは恥ずかしくもあり、大嫌いである、ところが自治連合会の予定は、約3週間ほど前に決まる事が多く、仕事のシフトを組んだ後である、ただ会合は土・日・祝日の午後7時半開始というのが多く、この日は9時から17時が勤務時間で、仕事を終えて、家で夕食を食べてからでも間に合うために、シフトを変更せずに会合に出席が出来る、また平日の会合の折に仕事のシフトであれば、副町会長に出席を依頼する事にしている。 ただ町内には地蔵盆の対象になる幼児から、小学生、中学生まで合わせて、子どもの数は約10人、それに対して70歳以上の敬老の日に記念品の贈呈の予定の高齢者の人は20人余りであって、葬式となると待ったなしである、町会長は告別式の日には立礼或いは会葬者の町内関係の受付をするのが決まりとなっている、これが急に飛び込めば仕方なくエリアマネージャーに連絡して代務の依頼をする、ただ救いは最近増えている葬儀の変化、密葬・家族葬の増加、町会長になって以来、2軒の葬式があったのだがいずれも家族葬ということで、急なシフト変更の依頼する事無く済ませることが出来た、ところが昨日の昼、ヨメは娘が男の双子を連れて埼玉へ帰るために京都駅まで見送りに外出、留守番をしていた息子に、「町内のものですが昨夜母が亡くなり、自宅にて、本日がお通夜、明日が告別式、お花及び香典は辞退します」、連絡が入り、その旨をオレの携帯に電話、至急の回覧板では間に合わず、副町会長より各組長に連絡を入れて、電話連絡網にて連絡の依頼。 それが終わってから、今日の午前11時から12時までの告別式の受付、シフト変更のためにエリアマネージャーの携帯に電話を入れる、彼は休みである、気持ちは分からなくはないが、休みの日のレスポンスは極端に悪い、ろくな電話がないからである、留守電に用件を入れて、数時間後に連絡が入れば良いかと思っていたら、幸運にも電話が繋がる、「明日の午前中告別式にために、代務をお願いします」、こういうと相手の声のトーンがぐんと落ちる、「今日の明日では無理や、何とかならんか」、「何とかならんかは、こっちが言いたいセリフ、なんともならんので代務の依頼」、エリアマネージャーは15ケ所ほどのマンションを担当、殆どが60歳以上の管理人が約30名、親も親戚も高齢者の人が多い、病気で倒れたり、亡くなったり、急に明日休みたいという人が多い、こういう時用に代務要員を採用するのが常識的だが、経費云々で、代務要員無しで運営、オレは濃いいう代務要員が見つからない時には管理組合の理事長に事情を話して、数時間を限定に窓口を閉めることを常々いっている、だから、「どうしても代務の人がいないのなら、明日、数時間窓口を閉めましょう」、とこう冷たく言うと、「夕方まで待ってほしい、誰か代務できる人を見つけるから」。 ということで昨日の夕方は、この暑さの中、シャワーを浴びて、冷房を効かした部屋で、扇風機を回して、長袖カッターを着て、ネクタイをしめて、略礼のスーツを着て、お通夜の焼香へ行く、この間約15分、汗が吹き出る一歩手前、そして今日、午前8時にいつもどおりの時間に出勤、1時間で午前中の仕事を全て完了して、午前9時に代務の人が来て、午前中の仕事は全て完了、午前10時30分と午前11時45分に館内巡回をするだけ、12時に帰る時の手順だけ説明をして、家に戻る、「暑い時だから告別式が始まるギリギリの時間で結構です」、といわれていたので、服を着替えるのは10時40分頃、昨日の夕方と同じように、クーラーを効かせて、扇風機を回して、充分に部屋の温度を低くして、服を着替える、冷房の効いていない玄関へ出ると暑い、靴をはいてから、「1時間、オウ」、と気合を入れる、家の前の道は狭い道、前は4階建てのマンション、この時間までは日陰、そのセイで、昨日の夕方よりははるかに涼しい、受付はテントの中で、テントの柱に扇風機がくくりつけられている、涼しいとは言い難かったが、想像していたほど暑くはない、1時間の間に何度か冷たいオシボリをもらい、汗を拭くのはその時だけ、出棺の見送りまで済ませて、クーラーをつけたままの家に戻る、ヤレヤレ。 2020年の10月末くらい、風向きによって梅小路の機関車館からのSLの汽笛を聞きながらポックリ、というのが理想で、家族だけで、カントリーミュージックでも流して、静かに送ってもらう事にしよう。■「今日の言葉」■ 「 物に恵まれた生活より感謝を 湛えた生活に幸福がある 」 (自然社・平成22年・新生活標語より)