怖いもの知らずの女たち~田部井淳子さん講演~
10月17日(月)神戸で田部井淳子さんの講演を聞きました細かいお話は省略するとして・・(プロフィールなどは田部井さんのオフィシャルサイトで)エベレスト(中国名チョモランマ)(田部井さんはチベット側からの登頂だったのでサガルマータ)を登頂した時のお話はやはり圧巻でした以下 写真はスクリーンにプロジェクターで写したものを 写したので見にくいことをお許しください当時田部井さんは36歳 3歳の娘さんを置いてのチャレンジです(この件は田部井さんは一言も触れず)シェルパに靴を支給しても みんな裸足で登ったという写真中国側から同時に登り始めた中国隊も 女性初登頂を目指していたのだそうです田部井さんの隊とは違い 国家の威信をかけた大プロジェクトだったそうですこの雪男の頭骨と手の骨 今は盗まれてしまい、見ることができないそうです印象的だったのは、エベレスト初登頂当時(昭和50年)のベースキャンプからの写真と現在のベースキャンプ地点からの写真氷河がこんなに後退しているということですそして初登頂時の写真シェルパと二人で立つことができた頂上この後10日遅れで登頂した中国隊によってこの場所にポールが立てられ人が一人しか立てない頂上になってしまったそうですですから、人工物のない 雪だけの頂上は、この田部井さんの写真が最後だそうです初心者登山教室を ルー大柴さん相手に教育テレビで収録したお話や女性登山家仲間で南極大陸の最高峰 ビンソンマシフを登頂した時のお話登山時の排せつ物をいかに処理するかというシビアなお話1975年当時の酸素ボンベが残された様子と現在の酸素ボンベが廃棄されている様子など考えなければならないたくさんの課題も投げかけていましたさらに 最近女性登山家仲間で シャンソンを習い始めたことその発表会のために ドレスを作ったこと女性がエレガントに見える洋服には 3つの「る」が大切だそうでまず 胸元を 開けるそして適度に 透けるさらに 重要なのは 光ることだそうですそのドレスを着て行った発表会は だれも「うまい」とは言わず「おもしろかった」と大評判だったそうです最後にはやはり自分が一度かかわったヒマラヤの人たちにお返しをということで、収入になるように 故郷福島のリンゴの苗木を植え商品となるような実がもう少しでできそうだという報告もありました〆は雪原にどこまでも続く 足跡大切なことは 目標を持つこと 続けること として簡潔明瞭で 起承転結がはっきりした ステキなお話を終えられました表題の「怖いもの知らずの女たち」は田部井さんを取り上げた、吉永みち子さんの近刊の著書名です 【送料無料】怖いもの知らずの女たち価格:1,680円(税込、送料別) 73歳にしてこのパワースゴイですね~少し分けてほしいわ~長くなりましたが神戸の研修はこれでおしまい友だちの待つ 京都へ向かいました