読書日和　～Topo di biblioteca～

『青空の卵』に続くシリーズ物とはまたうって変わった
明るい雰囲気の連作集。

　　


物語の季節が夏だから？それとも主人公が女子大生だからかな（笑）
でも、あったかい気持ちを持った人が集うところは変わらなくて
読んでいてとてもふうわりした気持ちにさせてくれます。

それにしても歯医者さんを舞台にして、こんな“日常の謎”が展開されるとは
思ってもみませんでした！
なるほど、なるほど…歯医者さんならでは、な謎ですね。

そういえば柊、ここしばらく歯医者さんの検診を受けていません。
行ったが最後、虫歯が発覚して通わなければならなくなるのが
わかっているのでつい先延ばししていたのだけど…。

知覚過敏ぎみだしなあ…行ってみるべきか。うーんうーん。

物語の舞台となってる品川デンタルクリニックみたいなところだったら
うきうきと予約を入れるところなんだけど。

「全ての歯医者さんがこんなところであって欲しいぞ！」と声を大にして
言いたくなる小説でありました。

あとがきによると、この物語の姉妹編みたいなお話が近いうちに刊行されるそう。
そちらも楽しみに待ちたいと思います。



白泉社漫画文庫を三冊購入しました。

　　

愛田真夕美さんの『マリオネット』はつい、懐かしくて。
単行本には未収録だった初回＋最終話が収録される完全版ということで
買ってしまいました。
（全四巻で、３，４巻は１月に発売されるそう。）
長編よりも短編の方が（つまり初期のころの方が）柊は好きです…。

　

わかつきめぐみさんの本、文庫化されると買ってしまいます。
ふんわりした絵柄とお話に惹かれて。

『マリオネット』とはえらく対照的な内容ですが☆

現在、借りて読んでいる本は三浦しをんさんの『三四郎はそれから門をでた』です。

　　


読みながら顔がにやけるというか、つい笑ってしまう…。
人が傍にいるところで読んではいかん、と思いつつ読むのをやめられない。
また読みたい本が増えてしまう～。