テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:もう一度観たい・読みたい
マジックを観るとき、(或いは推理小説を読むとき) 騙されたいと思っているのか、それとも騙されてなるものかと挑むのか。 トリックを見破れたときよりも、綺麗に騙されたときの方が快感な気がするので…。 柊は「騙されたい」方なんだと思う。 *「プレステージ」公式HPは→こちら マジシャンにとって、「種」は決して人に明かしてはならないもの。 だからこそ、ライバル関係にあるマジシャンの「種」を知ろうと 互いにしのぎを削る様は観ていて怖ろしい程の執着でした。 ライバル関係にあるマジシャンを演じたのは ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。 ライバル関係にあるだけでなく、ある事故をきっかけに憎みあう関係になったことで それは更にエスカレートしていくわけですが…。 …さて、あなたは最後まで、綺麗に騙されましたか? 騙された方がこの映画は楽しめるんじゃないか、と思います。 柊は途中「もしや」と思ってしまったので。 観客を欺くことは出来ても、騙しぬくことの出来ぬ相手、というのはいるのです。 そんな存在が身近にいることこそがマジシャンにとって最も強みになる筈だったのでは? 自分自身を騙し始めてしまっては…自分も周囲も幸せにはなれない。 この結末に柊はそんなことを思ってしまいました。 とはいえ、マジックの舞台裏を見ているような演出と、 「騙されてなるものか」と思わせる構成はなかなかでした。 ****** クリスチャン・ベール、観るたびにトム・クルーズに似てる…と 柊は思ってしまうのですが。 そ、そんなことないですか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.12 16:27:26
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