テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:もう一度観たい・読みたい
正直に言いますとあまり期待していませんでした。 「マトリックス」の監督作品…とはいえ予告で観る奇抜な色彩感覚は どうにも受け入れがたいように思え… ただ単純に楽しめたらそれでいいなーとそれだけ思って観に行きました。 *「スピードレーサー」公式HPは→こちら だけど実際に観てみたら、想像していたよりもずっと面白かった 「ありえない…!」展開の連続も、派手な色彩も、クセのある場面展開にも 人間ちゃんと順応できるんだーってことに感心したりして(笑) いやそれは冗談だとしても、派手なカーレースの場面のみならず 普通の、家族を描くドラマの部分が(ベタであっても)丁寧に描かれていたのが 好印象だったのです。 主人公スピードの母親スーザン・サランドンのコミカルで包容力溢れる演技だったり 主人公の弟を演じた男の子のここぞ、というときのコメディぶりだったり 久しぶりにスクリーンで観るクリスティーナ・リッチだったり、 うまくいえないんだけど、安心して観れた、という感じなのです。 漫画のような展開…というか映像だと思って最初は観ていたんだけど、 だんだん漫画(アニメ)とも違う雰囲気だな、って印象が変わってきたのが不思議でした。 もちろん実写とも全然違うし。あれー。 最後のレースの場面で、興奮する実況中継のアナウンサーや観客を観ていたら だんだん自分までホントに興奮してきちゃってぞくぞくしてきました。 昔、子供の頃、車じゃなくてバイクのレースですが鈴鹿の耐久8時間が好きでテレビ観戦 してたときのことなんかを思い出しました。 耐久レースの場合、ゴール間近な8時間が近づくと観ている方もどんどん緊張が移っちゃって 転倒しないように、完走できるように…祈るように見てしまうのです。 夕方以降ライトを点灯して走ると光が走っているようで綺麗だったなあ…。 レース場の、観客との不思議な一体感というか、特別な繋がりみたいなものが 奇抜な映像の中にもちゃんと描かれていたのが良かったなあって思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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