カテゴリ:もう一度観たい・読みたい
痛みと、清々しさ。 久しぶりに本を読んで、疾走感を味わいました。 一気にページを繰る楽しみと驚き、そして感動。 こう…と思いこんでいたものが、180度ひっくり返される驚きはミステリならではだけど 謎が明らかにされた時ばかりじゃなく、人も物事も、言葉にも表と裏があって 片側だけじゃなく、両方の側から見渡した時に初めて見えてくるものが あるんだって気付かされた時の、なんとも複雑な気持ち…。 真相がわかって初めてタイトルに込められた意味が伝わってきます。 そこまでしなければならないのか…という気持ちもあるし、 誰よりもわかっているから…という気持ちもあるし、 その両方の気持ちを知っているから…というのもわかるし。 一つのことに一生懸命取り組んだことのある人でなければわからないことかも、しれない。 詳しく感想を書こうとするとあらすじ・結末に触れてしまうので上手く伝えられないんですけど。 自転車のロードレースについて柊はまったくの無知だったのですが (チームの中にエースとアシストという役割があることも知らなかった) 読んでいたら不思議と興味が湧いてきました。 テレビ中継などの機会があれば今度観てみたい!と思いました。 続編の「エデン」を読むのが俄然楽しみになってきました。 柊の読書メーターは→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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