カテゴリ:もう一度観たい・読みたい
様々なエピソードに触れるたび、自分の過去や現在に置き換えていろんなことを考えました。 「幸せってなんだろうね…」 ぶっちゃけ、お金で苦労するのはしんどいと思う。 でも自分がやりたいことを見つけられずに無為に時間を過ごす事はそれ以上に辛いと思う。 答えは人の数だけあって、どれが正解ということもなくて、 ただ自分の選択を後悔することがなければ、それが一番“正しい”のかもしれない、と思う。 登場人物一人ひとりの気持ちがわかり過ぎる分、茶川さんと淳之介くんのエピソードは涙涙でした。 義理や恩義といった気持ちを越えて本物の親子へ、そしてライバルへ。 どんなに大変な作業でも、辛い状況に置かれても、“小説家”に出来ることは「書くこと」だけ。 でもそれは書くことがやっぱり好きだから、で。 二人それぞれが同じ覚悟を決めて、前を向いていくシーンにはすごく励まされました。 映画の途中途中に、戦後からの復興のシンボルとして東京タワーが映し出されるのは なんだかそれだけでしんみりした気持ちに。 鈴木オートの一平くんも、淳之介くんも、大きくなったなあ…。 鈴木オートの堤さん演じるお父さん、たばこ屋のもたいさん、相変わらず愛すべき人物で好き ベタだろうとなんだろうと思い切り泣いて、心のお洗濯をさせてもらえました。 安心して観ることのできる映画です。 *映画の公式HPは→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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