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2006年03月08日
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カテゴリ:笑い話
あれは20数年前
戦後間もないわけでもないのに
名古屋にもスラム街か という所があった。

そこは、名古屋の会社で就職して
営業マンの新人研修でも
そこは 絶対通ってはダメと指導される場所。

新聞に載らなかったが 警官が集団暴行殺人された事件もあった場所だ。

その真っ只中にある中学校は
私の同世代で言うと「愛と誠」の学校そもの
あまりの 凶悪さに 断続的に 学校閉鎖になり
ついには 廃校になった。

そして、その真っ只中にある
病院も取壊すことになった。・・・調査に入った。

その真っ只中にある区画整理事務所の外で
ふと、粗大ごみの積んであるところを見ていたら
何かが動く・・・するとそれは 保護色になった人間だった。
そして、ここが、警官の殺された場所だとか・・・緊張・・・

さて、その病院は、相当古い大きな鉄筋コンクリート造の洋館のような建物。
院長さんは、このスラムのような人たちを、見かねて始めた
韓国の人。(建物は、県から援助を受けている医療法人のもの)
・・・頭が下がる。

その古い 薄暗い 病院で なぜか 若い看護婦さんばかりで
建物の レトロさが ある意味 かっこよかった。
「ここは 日本か?」と錯覚した。

窓の外は 粗大ごみの並んだ 道だし
何日も通ったが 雨の日は もう
ベトナム戦争中の映画で 出てくるプノンペンの 町並みのよう。

そんな中、入院患者の 持ち物調査をしていると
たいがい 夫婦で入院・・・あれー?
1度 片方が入院すると 何年も住み着いてしまうそうだ。
旦那さんが 刺青姿の足すと20の組織の人も・・・
付き添い用のベッドで寝ている・・・「なんじゃー」と起きてきて・・・唖然

これは 2階以上の病室の話・・・1階では・・・

さらに 想像を絶することが・・
1階は 道路側から見ると ちょっとした店やら、住宅の玄関
が 並んでいる。・・・テナントなんだと思ったら・・・

なんと 1度入院した人が 住み着いて
道路側の壁を壊して(コンクリートなのに)扉を付けて
住宅にしてしまっているのだ。

しかも病院内の廊下からは、もう入れないようになっているのだ。・・・唖然

それでも 院長さんは、やさしく「病室が少なくなって困っちゃうんだよねー」
と 占拠している人の批判ではなくて

「病室が足らない」 という病人のことだけを考える
 本当に いいお医者さんだなあ と 感銘をうけました。





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最終更新日  2006年03月09日 05時23分06秒
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