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2006年09月17日
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カテゴリ:考え直す
昨今、子供が親を殺す事件が相次いでいる。

それで、4年前の事を思い出した。

とある知人の話。
仕事の依頼者が、終わった仕事の代金をまともに払ってくれないで
約1年以上にものぼり、小出しで支払いが続いた。
やっと社長を捕まえても、その社長の支払う金額は最後には数万円とかの支払いで
その知人は、イライライしていた。(あと数十万円という所まできていたが)

その依頼者の会社は最後には倒産し、社長も破産となったのだが
口では羽振りの良さそうなことを言うので、そうとまでの状況とは知らず
「○月○日に払うから」を信じ待っていて、その日になるとスッポカされることが重なった。
ある時、そのフラストレーションは最高潮となり

「離婚届を置いてきた。これから、あいつを殺しに行く」というのだ。

ビックリして、とにかく座ってもらって、話をした。

その時、面と向かって話すのも怖い形相なので
私は、仕事しながら、後ろ向きで話し合った。
その人にも背中がくっつくほどの距離で
後ろ向きに対面する机で、コーヒーでも飲んでもらいながら話した。
(2人は間近で背中合わせ)

こちらも怖いので、仕事しながらも考えながらゆっくり話した。
「離婚届出したって、まったく他人になれるわけじゃない」
「離婚しても奥さんの記憶からすぐ消え去る存在ではない」
「婚姻届なんて形式的なもの」
「人を殺してから、自分は一時的にスッキリするかもしれないけど
周りの人の心の痛みを想像できない?」
などなど
殺人をしたあと、どうなっていくか想像させるように
話に話した。何時間にも及んだ。

この背中向きは、わざとで
私の恩師である大学助教授の研究論文を思い出したのだ。

人の意識空間というのが流線型に前方にせり出し
横や後の意識は意識は薄い。
逆に最も近ずくことができる部分だ。

私の意見も押し付けにならず、お互いが
冷静に話ができる。
そうして
だんだん、その知人も落ち着いてきた。

そうしてから、また、面と向かって話しするなどし
時間をかけに、かけて
やっと、「殺しに行く」気分が納まった。

そうして、何度も何度も確認し「殺さない」ことになった。

私は中学時代もよくケンカの仲裁に入ったが
その時は、相手の顔でなく
自分も元気だったので、自分の顔を見るように言って止めた。
こういう方法は、よほど、元気がないとできない。
だから最近ではできないし

また、世間の親の方々も
「息子や娘は、何を考えているのか分からないし怖い」
というのもあって、面と向かって話せないでしょう。

だから
まずは、こんな「背中向き」の会話はいかがなものでしょう。
打ち解けてきてから、正面で話すということで。

どういうシュチエーションにするかは難しいですが・・・
いい加減に話しているともとられたらいけないし・・・

ともあれ
これで「これから殺しに行く」という人を止めることができたのですから
試してみてください。





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最終更新日  2006年09月17日 18時00分55秒
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